2007 Fiscal Year Annual Research Report
離散構造データの幾何的配置変動に起因する複雑性の解明
Project/Area Number |
17650024
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
斎藤 隆文 Tokyo University of Agriculture and Technology, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (60293007)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
品野 勇治 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (00297623)
金子 敬一 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (20194904)
宮村 浩子 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 助教 (20376859)
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Keywords | 階層的クラスタリング / 木構造 / 階層構造変化 / 安定性 / ボロノイ図 / 可視化 / 疑似カラー / 大規模データ |
Research Abstract |
本研究は,離散構造データの幾何的配置変動が引き起こす複雑かつ大域的な位相構造変化について,理論的ならびに実験的に追究し,諸問題に共通するメカニズムを明らかにすることを目的としている.本年度は,階層的クラスタリングを対象とした安定性評価に関する検討と,CG,可視化,形状処理の各分野における関連課題の検討を行った. 階層的クラスタリングの位相構造変化を見る新しい考え方である「仮想要素追加法」を初年度に考案した.当初はクラスタリングを行った結果の階層構造の各ノードに対してだけ,適用していたため,実際には近接した配置であっても,階層構造として離れた位置にあるクラスタ同士の安定性はわからなかった.本年度は,このような場合の安定度の算出方法と,その可視化方法について検討した.その結果,構造全体におけるクラスタ構造の安定性を可視化することに成功した. CG,可視化,形状処理の各分野において,種々の問題に取り組み,関連する課題を検討した.その過程において,人物の顔を撮影した動画像を,実時間でイラスト風に処理する手法や,固定カメラで撮影された長時間にわたる時系列画像をもとに,有効情報を可視化する手法などを提案,発表した.
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Research Products
(13 results)
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[Presentation] 大規模ツリーグラフの適応的表示2007
Author(s)
宮村(中村)浩子, 品野 勇治, 斎藤 隆文, 宮代 隆平, 七夕 高也
Organizer
Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム 2007
Place of Presentation
枚方
Year and Date
20070600