2005 Fiscal Year Annual Research Report
マルチメディアを利用した「癒し」を促進する学習環境の構築のための実証的研究
Project/Area Number |
17650254
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
赤堀 侃司 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
柳沢 昌義 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 助教授 (30319008)
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Keywords | 癒し / リラクゼーション / 学習環境 / ストレス / 疲労 / アバター |
Research Abstract |
目的 学習中およびコンピュータ作業中に、学習者が自主的に休息およびリラックス行為を促すためのアバター(アシスタント)のあり方について研究する。従来、Microsoft Office等に付属のオフィスアシスタントがあるが、作業の手助けを行う目的で作成されている。本研究では、このオフィスアシスタントのようなアバターを用いて、アバター自体が休息、もくしはリラックスすることにより、学習者がそれをみることで癒されたり、あるいは促されて自ら休息等を行わせたりするためのインタフェース作成を行い、これに必要なアバターの、見かけ、動作、動作間隔などを研究する。 手法 Microsoft Officeのオフィスアシスタント(以後、MSアシスタント)と同等サイズのアニメーションキャラクタ ーを作成する(以後、癒しキャラ)。全8動作を行わせ、Webによるアンケートを実施する。 アンケート アバターの各動作をWebに掲載。オフィスアシスタントを1キャラ(ランダム)、オリジナル(固定)キャラの合計2キャラを評価させる。 被験者はPC端末で操作。動きの評価:3項目×8動作、キャラの評価:5項目。形容詞対の5段階で評価。 <スケジュール> 4月〜9月 学習に関わる疲労・回復・癒しに関する調査。 10月 アンケート作成(草稿)、癒しに必要な動作の検討 11月 アンケート用Webシステム作成開始 癒しのためのオリジナルキャラクターおよびその動作の決定。 12月〜2月 イラスト及びアニメーション作成 Webシステムデザイン調整 3月 Webシステム稼動テスト。報告書まとめ。 学会発表は新学期に実施する実験のあと7月に予定。
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