2005 Fiscal Year Annual Research Report
協調学習文脈に応じて適応的に講義要約を生成する「おいかけ学習」支援に関する研究
Project/Area Number |
17700609
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
松浦 健二 徳島大学, 高度情報化基盤センター, 助手 (10363136)
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Keywords | 教育工学 / e-Learning / 仮想教室 / CSCL / 追いかけ学習 |
Research Abstract |
平成17年度は、電子化ポートフォリオによる総合評価手法を開発するために、協調的学習文脈における「追いかけ学習」を定義し、その支援方法のモデル化を行う。このためにまず、国際会議における電子ポートフォリオに関する発表を行い、同時に動向調査を実施した。モデル化を行う際、プロトタイプシステムを実装する上での設計をモデルと並行して実施した。プロトタイプでは、コンテンツ作成・管理・編集用の備品を用いて、構築モデルの実装システム開発と実験的データ収集を行った。特に本年度はデスクトップPCを主な対象としたリッチクライアントによる実験的評価を実施した。また、平成18年度以降に本枠組みを拡張する際の基本設計(ユビキタス・モバイルデバイスの導入)を開始した。具体的な平成17年度の実施項目は以下の通りである。 (1)ポートフォリオ評価、e-Learningにおけるメディア同期手法などの技術動向調査 (2)適応的同期化支援のモデル開発(初年度はデスクトップPCを対象とした支援手法の開発まで) (3)プロトタイプ設計・システム開発(デスクトップPCを対象とした支援システム開発) (4)実験的評価の設計・マニュアル作成等、評価準備(一次評価準備) (5)徳島大学工学部学生によるプロトタイプの実験的評価(一次評価) (6)一次評価結果の整理とモデルの見直し
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Research Products
(6 results)