2017 Fiscal Year Annual Research Report
次世代拡散MRI : QSI臨床応用に向けた撮像条件の検討及び、データベース化
Project/Area Number |
17H00614
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
濱﨑 望 順天堂大学医学部附属病院順天堂医院, 放射線部, 診療放射線技師
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Project Period (FY) |
2017
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Keywords | QSI(q space image) / データベース / 装置間誤差 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、MRI装置の著しい進歩に伴いQSI撮像が可能となった現在において、臨床応用に向けた様々な装置での撮像条件の検討が必要あり、異なるMRI装置におけるQSI撮像条件の設定及び、定量値のデータベース化をおこない国内でのQSI撮像を普及させることを目的とした。 ボランティア頭部を、3T-MRI(PHILIPS社製, GE社製, SIEMENS社製)の3台を対象として撮像を5名行った。装置毎の、QSI定量値のデータベース化は年齢や性別などを考慮してボランティアの数を増やせば可能であると考えるが、平成29年度撮像した10名のボランティアの定量値では、装置間の定量値を補正係数など用いても同一にすることは困難であった。平成29年度の研究は、順調に進まなかった。 理由として、QSI撮像条件の拡散時間を同一にすることや、信号受信コイルシステムが異なることが挙げられる。 平成30年度も引き続き、ボランティアの数を増やして補正値などを考慮してデータベース化を進めていきたいと考えます。
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