2019 Fiscal Year Annual Research Report
非アルコール性肝障害の発症機序解明および早期診断法の確立と予防法の提案
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17H00881
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
吉田 康一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究部門付 (90358333)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
常山 幸一 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10293341)
七里 元督 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (20434780)
谷戸 正樹 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (30284037)
堀江 祐範 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (30514591)
中村 強 福岡女子大学, 国際文理学部, 教授 (30581912)
室冨 和俊 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (40635281)
太田 雅規 福岡女子大学, 国際文理学部, 教授 (70341526)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 非アルコール性肝障害 / 動物モデル / 細胞モデル / ヒト試験 / 酸化ストレスマーカー / 一重項酸素 |
Outline of Annual Research Achievements |
細胞試験においては、脂肪肝モデルの確立と一重項酸素発生方法の検討を行い、細胞モデルを構築することができた。本試験系を活用して各種、機能性因子の予防効果をスクリーニングした。具体的には、カロテノイド類による一重項酸素障害に対する抑制効果を分光学的に追跡するとともに、酸化ストレスマーカーの計測も実施し、両者間で差異がないことを確認できた。本成果を論文としてまとめている。 動物試験においては、ヒトの糖尿病およびNASH病態を模倣するモデルマウスの作製を行った。特に、糖尿病モデルマウス(TSOD)に二種類の高脂肪食を与えた際の糖尿病およびNASH症状を詳細に解析しやせ型NASHモデルの作製に努めた。酸化ストレスマーカーや病態の詳細な解析を終え、成果としてまとめている。 ヒト試験においては、脂質酸化ストレスマーカーをはじめとするバイオマーカー、病理検査を行った。肝疾患患者において、肝所見検査、血清マーカーなどのデータを解析し、肝線維化の進展を予測しうるかどうかについて検討した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)