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2019 Fiscal Year Annual Research Report

生育環境に依存して変動する生物代謝に伴う同位体効果の支配要因を遺伝子解析で調べる

Research Project

Project/Area Number 17H01869
Research InstitutionJapan Agency for Marine-Earth Science and Technology

Principal Investigator

川口 慎介  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(超先鋭研究プログラム), 研究員 (50553088)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords安定同位体効果 / トランスクリプトーム解析 / メタン
Outline of Annual Research Achievements

安定同位体組成は環境動態解析指標として広く利用されている。本研究では、安定同位体指標を適切に利用するため、天然環境で起こりうる安定同位体組成の変動要因を把握することを目的に、メタン生成古細菌を培養するとともに、培地における同位体システマチクスの定量および発現遺伝子の解析を実施する。2018年度末までに実施したメタン菌の分離株Methanothermobactor thermautotrophicusΔHの培養により採取した気体試料について、安定同位体システマチクス分析の実施を試みた。メタンの炭素同位体比については燃焼炉を、水素同位体比には熱分解炉をそれぞれ用いた同位体比質量分析計を用い、二酸化炭素の炭素同位体比についても同様に同位体比質量分析計を用いる計画であった。当初使用予定であった同位体比質量分析計(MAT253)の前処理用ガスクロマトグラフィー装置が2019年度初頭に故障したため、これの修理を行った後、本研究を含めた試料分析に最適な条件を設定するための検証実験を2020年1月まで続けた。このため、本研究で前年度までに採取した試料の分析を今年度中に終了することが出来なかった。またトランスクリプトーム解析についても、同位体システマチクスの発現パターンに基づいて解析試料を選定して実施する予定であったが、先述の故障に伴う遅れにより、完了できなかった。この間、同位体システマチクス解析およびトランスクリプトーム解析における技術的な課題あるいは解釈における注意点について国内の専門家と議論を重ねた。

Research Progress Status

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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