2020 Fiscal Year Annual Research Report
Contemporary English Lierature in India: In the Social Transformation and globalization of India
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17H02318
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
難波 美和子 熊本県立大学, 文学部, 准教授 (50336971)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森本 素世子 東海学園大学, 心理学部, 教授 (70191046)
小松 久恵 追手門学院大学, 国際教養学部, 講師 (80552306)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | インド / 英語文学 / インド社会 / 英語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
現代インドの英語文学の現状と研究課題について、昨年度に引き続き、移動制限に配慮し、リモート会議を活用しつつ、研究を継続した。研究は主に最新の出版事情を把握し、最新の出版物を収集するとともに、入手困難であった1980年代以前の英語作品を購入し、内容を確認した。 今年度が最終年度であり、本来は成果のとりまとめのために相互訪問を行う予定であった。渡航制限は緩和されたが、日程の調整や入出国の手続きのため、直接交流を年度内に行うことはできなかった。3月に国外移動手続きの緩和により、研究代表者がインドを訪問し、これまでの研究交流先(デリー大学・ジャバルプル大学(コルカタ))と今後の研究計画について検討を行った。今後も両大学の英語文学科との交流を継続し、インドの英語文学の特性や意義について研究を行いたい。 3月末にこれまでの研究をとりまとめ、報告書『現代インドの英語文学――インド社会の変容とグローバル化の狭間で――』を印刷・発行した。本報告書において、近代インドの英語文学の歴史を振り返り、植民地時代から現代にいたる英語文学の意義と変化を概説した。現在、日本語で読めるインドの英語文学史としては、現代までカバーするものがないため、意義のある内容になっていると考える。そのほか、現代英語文学の中の現代インドへの考察、文学祭のあり方、学校教育における英語文学、ネットフリックスと英語文学について考察を行った。いずれも最新の状況について報告したものである。最後に、本研究中の研究交流の報告として、招聘研究者の講演録を掲載した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
報告書『現代インドの英語文学―インド社会の変容とグローバル化のはざまで―』
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