2019 Fiscal Year Annual Research Report
「ASEAN共同体」の拡大と深化-地域機構の展開とEU危機への新たな視座
Project/Area Number |
17H02493
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Research Institution | Dokkyo University |
Principal Investigator |
金子 芳樹 獨協大学, 外国語学部, 教授 (40233895)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅野 亮 同志社大学, 法学部, 教授 (10212490)
井上 浩子 大東文化大学, 法学部, 准教授 (20758479)
工藤 年博 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (30450498)
稲田 十一 専修大学, 経済学部, 教授 (50223219)
小笠原 高雪 山梨学院大学, 法学部, 教授 (50247467)
山田 満 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (50279303)
平川 幸子 早稲田大学, 留学センター, 准教授(任期付) (80570176)
吉野 文雄 拓殖大学, 国際学部, 教授 (90220706)
福田 保 東洋英和女学院大学, 国際社会学部, 准教授 (90511105)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ASEAN / 東アジア国際関係 / ASEAN共同体 / EU / 地域機構 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、ASEANを、①拡大と深化の過程、②地域横断的イシューの展開 、③域内各国の政治社会変動分析という観点から「国際・地域・国内」の3次元で捉え直すことである。 この研究プロジェクトの3年度目(予定していた最終年度)の終盤に差し掛かり、最終報告へ向けた準備に取りかかろうとしていた矢先の2020年1月に、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が起こり、その影響を受けてその後に計画・予定されていた海外現地調査や国際学会での報告が中止に追い込まれた。そのため、これら活動を含めて研究プロジェクトを完遂するために、補助金の繰越申請を行い、その承認を得て研究期間を1年延長した。 ただし、延長期間の2020年度においても新型コロナウイルスの感染状況は終息に向かわず、予定していた海外現地調査や国際学会への参加は実現に至らなかった。したがって、そのための経費として予定していた資金を、2020年度には国内の関連学会への参加、国内で入手可能な文献資料の収集、海外とのオンライン上のコミュニケーションおよび執筆作業の円滑化や効率化を図るためのIT機器の購入などにあてた。 本研究の事業としては、2020年1月に研究成果の一つとして刊行した『「一帯一路」時代のASEANー中国傾斜の中で分裂・分断に向かうのか』(金子芳樹・山田満・吉野文雄編著、明石書店)に対するレスポンスへの対応やフォローアップのための論文、エッセイなどの執筆を行い、2020年度末に開設した本研究プロジェクトのホームページ「ASEANists’ Website-21世紀アジア研究会」などを通して公開した。また、4年間の研究を総括するための研究会を開催し、最終報告へ向けての準備を行った。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)