2020 Fiscal Year Annual Research Report
「脚本クロニクル」サイト構築とその教育活用および国際発信
Project/Area Number |
17H02598
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
藤田 真文 法政大学, 社会学部, 教授 (60229010)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高野 明彦 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (00333542)
丹羽 美之 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (00366824)
岡室 美奈子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10221847)
小林 直毅 法政大学, 社会学部, 教授 (10249675)
吉見 俊哉 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (40201040)
中町 綾子 日本大学, 芸術学部, 教授 (80287672)
丸山 岳彦 専修大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90392539)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 脚本 / データベース / アーカイブ / 教育利用 / 国際発信 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、以下に取り組んだ。①「個別アーカイブ」の実施:オーラルヒストリー実施脚本家の中から、脚本研究の対象となる脚本家・作品を取り上げ、脚本家の情報を深める「個別アーカイブ」を作成した。 ②「脚本クロニクル」作成・法政大学を活動拠点に、第一次資料の脚本を収集し、データ化するとともに、その分析研究を日本大学芸術学部、東京大学大学院情報学環等が連携し行った。また、脚本収集を長年行ってきた「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(事務局:日本放送作家協会内)の指導により、整理作業、デジタル化、さらに著作権処理も協働で実施した。「日本脚本アーカイブズ推進コンソ ーシアム」メンバーは代表理事・池端俊策、副代表・今野勉、上滝徹也、常務理事・石橋映里、理事・入山さと子ほか、NHK 、日本民間放送連盟の役員が参加しており、放送局と密接な連携・協力関係により作業を進めた。 ③サイトの設計・NHK放送文化アーカイブ、渋沢敬三アーカイブ連想検索システムを構築等、数々のコンテンツを手掛けている国立情報学研究所の高野明彦研究室チームが設計を行なった。単なるデータベースではなく、脚本家や作品を立体的に可視化できるサイトを目指した(作業チーム:特定非営利活動法人連想出版:青木隆平) ④教育利用・講師に脚本家を迎え、初等・中等教育およびコミュニケーション教育を実施した。 ⑤成果報告シンポジウムの実施:脚本アーカイブズシンポジウム2021『脚本を残し未来に語り継ぐこと』を2021年2月14日にオンラインで開催した。今年度の活動報告、鼎談「脚本アーカイブズのさらなる展開に向けて」(登壇者として高野明彦、吉見俊哉が参加)、パネルディスカッション「脚本に込められた想いとは」(司会として藤田真文、登壇者として岡室美奈子が参加)が主な内容であった。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)