マルチオミックス情報を基盤とした難治性小児がんに対する新規克服法の開発

2018 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 17H04224
• Research Institution: Kyoto University
• Principal Investigator: 滝田 順子 京都大学, 医学研究科, 教授 (00359621)
• Project Period (FY): 2017-04-01 – 2020-03-31
• Keywords: 小児がん / 神経芽腫 / 横紋筋肉腫 / 肝腫瘍 / 骨肉腫

Outline of Annual Research Achievements

小児T細胞性急性リンパ性白血病(T-ALL)の初発、再発検体を用いてクローン進化の検討を行い、NOTCH1が白血病化と再発の両方に重要なドライバーであることを見出した。また神経芽腫の再発、転移腫瘍を含む90例のオープンデータをもとにexome解析、RNAシーケンス解析、メチル化解析のデータを解析し、治療抵抗性に関連する分子病態につき検討したところ、11p欠失を有する群にウルトラ高リスク群を同定し、候補治療標的を同定した。当該遺伝子をノックダウンすると細胞増殖が抑制された。
神経芽腫以外の小児固形腫瘍200例につき公開データを用いてALKの発現の検討を行った。その結果、Ewing肉腫、横紋肉腫、肝芽腫の一部で、発現上昇が確認された。Ewing肉腫に関しては、100例中1例においてALKのintron4のexon-intron領域に1塩基変異を検出した。ゲノム編集技術を用いて、この変異によるスプライシングの異常につき検討を進めている。また肝芽腫と横紋筋肉腫においては、ALK発現陽性腫瘍においてALK領域のゲノムコピー数の増加も確認され、ゲノムコピー数の増加が発現上昇に関連している可能性が示唆された。横紋筋肉腫とEwing肉腫の細胞株を用いたALK阻害剤の細胞増殖に対する影響を検討したところ、Ewing肉腫細胞株において、神経芽腫細胞株と同等のIC50値が検出された。
TARGETの公開データをもとに、横紋筋肉腫メチル化と発現データをもとにクラスタリング解析を行った。その結果、メチル化プロファイルの違いにより、４群に分類され、それぞれ組織型と強い相関を示した。また発現データによる遺伝子変異の検討からメチル化クラスターの４群は、先行研究におけるメチル化サブグループと一致する可能性が高いことが示され、別コホートにおける再現性が確認された。

Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

小児T細胞性急性リンパ性白血病のクローン進化のメカニズムの一部を解明し、神経芽腫の治療標的の候補を同定した。また横紋筋肉腫においてメチル化プロファイリングのクラスタリングに関して、再現性を確認したため、おおむね順調に進展している。

Strategy for Future Research Activity

今後は治療抵抗性の小児固形腫瘍に焦点をあてて、遺伝子の発現制御に重要なプロモーター、エンハンサー領域などゲノム上の制御エレメントのキャプチャーシーケンスを展開し、蛋白の翻訳領域に異常を持たない腫瘍の分子病態、不均一性の解明を目指す。対象は、神経芽腫、横紋筋肉腫、肝腫瘍・骨肉腫などその他の肉腫とする。また難治化の機序を解明するために同一症例のマルチサンプリング検体が得られるものに焦点をあてて解析を進める。更に、米国の50種類以上のがん腫の10,000以上の検体のDNA、RNAシーケンスデータが蓄積されているTCGA (https://tcga-data.nci.nih.gov/tcga/)に登録されている全ゲノムシーケンスデータを用いたイントロジェニックなゲノムの構造異常の検討も行う。同時に、染色体の転写がオンになった領域をサーベイするためにChipシーケンス、ATACシークエンスも試みる。プロモーター領域と一部のエンハンサー領域および21,000遺伝子のコーディング領域約114Mbの領域のキャプチャーベイトを用いて、各腫瘍のキャプチャーシーケンスを行う。これによりregulatory elements約60Mbのキャプチャーが可能である。異常が見いだされた領域に関しては、validation cohort(約600例)で頻度の検証を行う。解析予定検体としては、神経芽腫30-50検体、横紋筋肉腫30検体、その他の肉腫10検体とする。見出されたゲノム異常に関しては、その病的意義を検討するために、さらに大規模なコホートを用いて頻度の検証を行うと同時にトランスクリプトーム解析を行い、候補ゲノム異常の発現系に及ぼす影響について検討する。

Research Products

• [Journal Article] NOTCH 1 pathway activating mutations and clonal evolution in pediatric T‐cell acute lymphoblastic leukemia (2019)
  • Author(s): Kimura Shunsuke、Seki Masafumi、Yoshida Kenichi、Shiraishi Yuichi、Akiyama Masaharu、Koh Katsuyoshi、Imamura Toshihiko、Manabe Atsushi、Hayashi Yasuhide、Kobayashi Masao、Oka Akira、Miyano Satoru、Ogawa Seishi、Takita Junko
  • Journal Title: Cancer Science Volume: 110 Pages: 784～794
  • DOI: 10.1111/cas.13859
  • Peer Reviewed / Open Access
• [Journal Article] Duplication of ALK F1245 missense mutation due to acquired uniparental disomy associated with aggressive progression in a patient with relapsed neuroblastoma (2019)
  • Author(s): Kimura Shunsuke、Hasegawa Daisuke、Yoshimoto Yuri、Seki Masafumi、Daida Atsuro、Sekiguchi Masahiro、Hirabayashi Shinsuke、Hosoya Yosuke、Kobayashi Masao、Miyano Satoru、Ogawa Seishi、Takita Junko、Manabe Atsushi
  • Journal Title: Oncology Letters Volume: 50 Pages: 3323-3329
  • DOI: 10.3892/ol.2019.9985
  • Peer Reviewed / Open Access
• [Journal Article] The intracellular Ca2+ concentration is elevated in cardiomyocytes differentiated from hiPSCs derived from a Duchenne muscular dystrophy patient (2019)
  • Author(s): Tsurumi Fumitoshi、Baba Shiro、Yoshinaga Daisuke、Umeda Katsutsugu、Hirata Takuya、Takita Junko、Heike Toshio
  • Journal Title: PLOS ONE Volume: 14 Pages: 213768-213768
  • DOI: 10.1371/journal.pone.0213768
  • Peer Reviewed / Open Access
• [Journal Article] Copy number abnormality of acute lymphoblastic leukemia cell lines based on their genetic subtypes (2018)
  • Author(s): Tomoyasu Chihiro、Imamura Toshihiko、Tomii Toshihiro、Yano Mio、Asai Daisuke、Goto Hiroaki、Shimada Akira、Sanada Masashi、Iwamoto Shotaro、Takita Junko、Minegishi Masayoshi、Inukai Takeshi、Sugita Kanji、Hosoi Hajime
  • Journal Title: International Journal of Hematology Volume: 108 Pages: 312～318
  • DOI: 10.1007/s12185-018-2474-7
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] RecurrentRARBTranslocations in Acute Promyelocytic Leukemia LackingRARATranslocation (2018)
  • Author(s): Osumi Tomoo、Tsujimoto Shin-ichi、Tamura Moe、Uchiyama Meri、Nakabayashi Kazuhiko、、Takita Junko(22th)、Inukai Takeshi、Ogawa Seishi、Kitamura Toshio、Matsumoto Kimikazu、Hata Kenichiro、Kiyokawa Nobutaka、Goyama Susumu、Kato Motohiro
  • Journal Title: Cancer Research Volume: 78 Pages: 4452～4458
  • DOI: 10.1158/0008-5472.CAN-18-0840
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] Diplotype analysis of NUDT15 variants and 6-mercaptopurine sensitivity in pediatric lymphoid neoplasms (2018)
  • Author(s): Tsujimoto Shinichi、Osumi Tomoo、Uchiyama Meri、Shirai Ryota、Moriyama Takaya、、Takita Junko(16th)、Ito Etsuro、Tomizawa Daisuke、Manabe Atsushi、Kiyokawa Nobutaka、Yang Jun J.、Kato Motohiro
  • Journal Title: Leukemia Volume: 32 Pages: 2710～2714
  • DOI: 10.1038/s41375-018-0190-1
  • Peer Reviewed
• [Journal Article] Transcriptional landscape of B cell precursor acute lymphoblastic leukemia based on an international study of 1,223 cases (2018)
  • Author(s): Li Jian-Feng、Dai Yu-Ting、Lilljebjorn Henrik、Shen Shu-Hong、Cui Bo-We、、Takita Junko(17th)、Yasuda Takahiko、Mano Hiroyuki、Johansson Bertil、Yang Jun J.、Yeoh Allen Eng-Juh、Hayakawa Fumihiko、Chen Zhu、Pui Ching-Hon、Fioretos Thoas、Chen Sai-Juan、Huang Jin-Yan
  • Journal Title: Proceedings of the National Academy of Sciences Volume: 115 Pages: E11711～E11720
  • DOI: 10.1073/pnas.1814397115
  • Peer Reviewed / Int'l Joint Research
• [Presentation] IgG型冷式抗体による自己免疫性溶血性貧血を疑った1症例 (2018)
  • Author(s): 名倉 豊, 曽根 伸治, 中村 潤子, 早川 雅之, 會田 砂良, 川端 みちる, 澤田 良子, 廣瀬 有香, 奥谷 美紅, 上原 茅紘, 三谷 友一, 樋渡 光輝, 滝田 順子, 山崎 翔, 石井 一彦, 池田 敏之, 岡崎 仁
  • Organizer: 第66回 日本輸血・細胞治療学会
• [Presentation] 予防接種後に発症した生後2ヵ月の冷式AIHAの1例 (2018)
  • Author(s): 入倉 朋也, 星野 昭芳, 日高 もえ, 三谷 友一, 関 正史, 樋渡 光輝, 名倉 豊, 滝田 順子, 岡 明
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 中心静脈カテーテルのガイドワイヤー遺残を認めた1歳男児の一例 (2018)
  • Author(s): 池山 志豪, 平田 陽一郎, 白神 一博, 浦田 晋, 朝海 廣子, 犬塚 亮, 進藤 考洋, 滝田 順子, 藤代 準, 岡 明
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 5年にわたり再発を繰り返した難治性膵芽腫例 (2018)
  • Author(s): 三谷 友一, 日高 もえ, 関 正史, 久保田 泰央, 渡邉 健太郎, 樋渡 光輝, 石丸 哲也, 藤代 準, 岩中 督, 井口 晶裕, 堀 大紀, 小林 良二, 岡 明, 滝田 順子
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 造血幹細胞移植後の血管脆弱性を背景とした脳血管障害の3例 (2018)
  • Author(s): 大橋 瑛梨, 佐藤 敦志, 樋渡 光輝, 下田 木の実, 竹中 暁, 関 正史, 三谷 友一, 日高 もえ, 滝田 順子, 岡 明
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 多職種で行う小児の画像検査プレパレーション (2018)
  • Author(s): 割田 陽子, 佐藤 敦志, 犬塚 亮, 樋渡 光輝, 滝田 順子, 北中 幸子, 本田 京子, 佐竹 和代, 小林 智明, 矢野 敬一郎, 岡 明
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 白血病に対する同種骨髄移植後に慢性移植片対宿主病による心嚢液貯留を認めた10歳女児 (2018)
  • Author(s): 真野 絢子, 池山 志豪, 鬼澤 真実, 高見澤 幸一, 三谷 友一, 関 正史, 樋渡 光輝, 滝田 順子
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 骨髄とリンパ節で異なる表現型を呈した混合表現型急性白血病 (2018)
  • Author(s): 日高 もえ, 関 正史, 星野 昭芳, 三谷 友一, 半谷 まゆみ, 樋渡 光輝, 滝田 順子, 岡 明
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] デジタルPCRによる神経芽腫のCopy Number Variation(CNV)解析 (2018)
  • Author(s): 石井 裕子, 滝田 順子, 高木 正稔
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 公開データとの統合による神経芽腫の網羅的ゲノム・エピゲノム解析 (2018)
  • Author(s): 渡邉 健太郎, 木村 俊介, 関 正史, 磯部 知弥, 河合 智子, 樋渡 光輝, 吉田 健一, 片岡 圭亮, 佐藤 悠祐, 藤井 陽一, 白石 友一, 千葉 健一, 田中 洋子, 岡 明, 康 勝好, 秦 健一郎, 宮野 悟, 小川 誠司, 滝田 順子
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 統合的オミクス解析による膵芽腫の分子病態の解明 (2018)
  • Author(s): 磯部 知弥, 関 正史, 吉田 健一, 関口 昌央, 塩澤 裕介, 木村 俊介, 吉田 美沙, 河合 智子, 秋山 政晴, 藤村 純也, 濱 麻人, 家原 知子, 細井 創, 田中 祐吉, 秦 健一郎, 宮野 悟, 小川 誠司, 岡 明, 滝田 順子
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] メチル化及び発現解析による臨床像・遺伝学的特徴の異なる肝芽腫のサブグループの同定 (2018)
  • Author(s): 関口 昌央, 関 正史, 河合 智子, 磯部 知弥, 吉田 美沙, 吉田 健一, 星野 論子, 白石 友一, 千葉 健一, 宗崎 良太, 渡邉 健太郎, 荒川 ゆうき, 康 勝好, 田口 智章, 岡 明, 宮野 悟, 田中 祐吉, 秦 健一郎, 小川 誠司, 滝田 順子
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] 幼弱T細胞性急性リンパ性白血病の予後因子の検討 (2018)
  • Author(s): 木村 俊介, 関 正史, 吉田 健一, 上野 浩生, 大木 健太郎, 小林 良二, 出口 隆生, 橋井 佳子, 今村 俊彦, 佐藤 篤, 清河 信敬, 小林 正夫, 岡 明, 林 泰秀, 真部 淳, 小原 明, 堀部 敬三, 宮野 悟, 小川 誠司, 滝田 順子
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] ダウン症候群児の急性リンパ性白血病における包括的なゲノム解析 (2018)
  • Author(s): 久保田 泰央, 瓜生 久美子, 伊東 竜也, 河合 智子, 関 正史, 磯部 知弥, 土岐 力, 吉田 健一, 片岡 圭祐, 大木 健太郎, 清河 信敬, 宮野 悟, 岡 明, 林 泰秀, 小川 誠司, 佐藤 篤, 照井 君典, 秦 健一郎, 伊藤 悦郎, 滝田 順子
  • Organizer: 第121回日本小児科学会学術集会
• [Presentation] ゲノム不安定性から紐解くがん研究の新展開 神経芽腫におけるDNA修復機能障害とPARP阻害剤の有用性 (2018)
  • Author(s): 滝田 順子, 高木 正稔
  • Organizer: 第77回日本癌学会学術総会
• [Presentation] 肝胆膵悪性腫瘍における現況と展望 網羅的エピゲノム解析による高リスク肝芽腫の治療標的NQO1の同定 (2018)
  • Author(s): 関口 昌央, 関 正史, 吉田 健一, 吉田 美沙, 白井 了太, 宗崎 良太, 白石 友一, 田口 智章, 加藤 元博, 田中 祐吉, 宮野 悟, 小川 誠司, 滝田 順子
  • Organizer: 第77回日本癌学会学術総会
• [Presentation] PHGDH阻害剤は神経芽腫の増殖を阻害し、アルギニンデイミナーゼはがん代謝を変化させその適応範囲を広げる (2018)
  • Author(s): 渡邉 健太郎, 木村 俊介, 関 正史, 磯部 知弥, 河合 智子, 樋渡 光輝, 吉田 健一, 白石 友一, 千葉 健一, 秦 健一郎, 宮野 悟, 小川 誠司, 滝田 順子
  • Organizer: 第77回日本癌学会学術総会
• [Presentation] 造血器腫瘍の新知見と治療 小児T細胞性急性リンパ性白血病における新規融合遺伝子の同定 (2018)
  • Author(s): 滝田 順子
  • Organizer: 第77回日本癌学会学術総会
• [Presentation] 小児T細胞性急性リンパ性白血病の網羅的DNAメチル化解析による分類と変異・発現・分化段階・予後との関連性 (2018)
  • Author(s): 木村 俊介, 関 正史, 河合 智子, 吉田 健一, 上野 浩生, 今村 俊彦, 真部 淳, 堀部 敬三, 小原 明, 宮野 悟, 小川 誠司, 秦 健一郎, 滝田 順子
  • Organizer: 第77回日本癌学会学術総会
• [Presentation] ダウン症候群児に発症した急性リンパ性白血病では高頻度にPh-likeを認める (2018)
  • Author(s): 久保田 泰央, 瓜生 久美子, 伊東 竜也, 関 正史, 清河 信敬, 宮野 悟, 小川 誠司, 照井 君典, 佐藤 篤, 秦 健一郎, 伊藤 悦郎, 滝田 順子
  • Organizer: 第77回日本癌学会学術総会
• [Presentation] ダウン症候群時の急性リンパ性白血病におけるPh-likeの同定 (2018)
  • Author(s): 久保田 泰央, 瓜生 久美子, 伊東 竜也, 河合 智子, 関 正史, 磯部 知弥, 土岐 力, 吉田 健一, 片岡 圭亮, 白石 友一, 千葉 健一, 田中 洋子, 大木 健太郎, 清河 信敬, 宮野 悟, 岡 明, 林 泰秀, 小川 誠司, 照井 君典, 佐藤 篤, 秦 健一郎, 伊藤 悦朗, 滝田 順子.
  • Organizer: 第80回日本血液学会学術集会
• [Presentation] 小児T細胞性急性リンパ性白血病におけるNOTCH1シグナル活性化変異の種類と臨床的特徴の解析 (2018)
  • Author(s): 木村 俊介, 関 正史, 吉田 健一, 上野 浩生, 塩澤 裕介, 磯部 知弥, 大木 健太郎, 加藤 元博, 康 勝好, 小林 良二, 出口 隆生, 橋井 佳子, 今村 俊彦, 佐藤 篤, 清河 信敬, 真部 淳, 堀部 敬三, 小原 明, 眞田 昌, 小林 正夫, 岡 明, 林 泰秀, 宮野 悟, 小川 誠司, 滝田 順子
  • Organizer: 第80回日本血液学会学術集会
• [Presentation] RARA転座陰性の急性前骨髄性白血病におけるRARB転座 (2018)
  • Author(s): 加藤 元博, 大隅 朋生, 辻本 信一, 田村 萌, 内山 芽里, 中林 一彦, 岡村 浩司, 吉田 仁典, 富澤 大輔, 渡辺 輝浩, 高橋 浩之, 堀 司, 山本 将平, 浜本 和子, 右田 昌宏, 緒方 広子, 内山 徹, 木澤 洋恵, 上野 瞳, 白井 了太, 関 正史, 大木 健太郎, 滝田 順子, 犬飼 岳史, 小川 誠司, 北村 俊雄, 松本 公一, 秦 健一郎, 合山 進, 清河 信敬
  • Organizer: 第80回日本血液学会学術集会
• [Presentation] 小児の再発/難治性急性リンパ性白血病に対するクロファラビンを用いた多剤化学療法の有効性 (2018)
  • Author(s): 高杉 奈緒, 日高 もえ, 三谷 友一, 関 正史, 樋渡 光輝, 滝田 順子
  • Organizer: 第80回日本血液学会学術集会
• [Presentation] 当施設における小児再発急性白血病に対する2度目の同種骨髄移植症例の成績 (2018)
  • Author(s): 三谷 友一, 日高 もえ, 関 正史, 樋渡 光輝, 滝田 順子.
  • Organizer: 第80回日本血液学会学術集会
• [Presentation] 造血器および固形腫瘍におけるSTAT3阻害剤、cucurbitacin Iの抗腫瘍効果の検討 (2018)
  • Author(s): 樋渡 光輝, 渡邉 健太郎, 木村 俊介, 関口 昌央, 久保田 泰央, 岡 明, 滝田 順子
  • Organizer: 第80回日本血液学会学術集会
• [Presentation] STAT3阻害剤cucurbitacin IはT-ALLの増殖を抑制する (2018)
  • Author(s): Hiwatari Mitsuteru, Kimura Shunsuke, Watanabe Kentaro, Sekiguchi Masahiro, Kubota Yasuo, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 小児悪性腫瘍患者の終末期における苦痛緩和のための持続的鎮静 (2018)
  • Author(s): Maeda Sayaka, Kato Itaru, Umeda Katsutsugu, Hiramatsu Hidefumi, Adachi Souichi, Takita Junko, Tsuneto Satoru
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] BCR-ABL融合遺伝子陽性慢性骨髄性白血病の1歳10ヵ月女児例 (2018)
  • Author(s): Nakamura Misako, Isobe Tomoya, Hogetsu Keita, Kugai Tamae, Takasugi Nao, Hidaka Moe, Mitani Yuichi, Hiwatari Mitsuteru, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 全エクソームシークエンスによる悪性ラブドイド腫瘍の薬剤耐性に関する責任遺伝子の同定 (2018)
  • Author(s): Tsurusaki Yoshinori, Hamanoue Satoshi, Nagai Jyunichi, Nakamura Wataru, Fujita Sachio, Hayashi Akiko, Miyagawa Naoyuki, Yokosuka Tomoko, Iwasaki Fuminori, Shiomi Masae, Goto Shoko, Kurosawa Kenji, Takita Junko, Hayashi Yasuhide, Tanaka Yukichi, Goto Hiroaki
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 肝芽腫に対するCD146をターゲットとした新規治療の開発 (2018)
  • Author(s): Sonoda Mari, Umeda Katsutsugu, Nodomi Seishiro, Obu Satoshi, Saida Satoshi, Kato Itaru, Hiramatsu Hidefumi, Ogawa Eri, Okamoto Shinya, Morita Ken, Kamikubo Yasuhiko, Adachi Souichi, Nakahata Tatsutoshi, Okajima Hideaki, Uemoto Shinji, Takita Junko, Heike Toshio
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 頻回再発骨肉腫に対するテモゾロミド/エトポシドの治療効果 (2018)
  • Author(s): Akazawa Ryo, Umeda Katsutsugu, Tasaka Keiji, Kamitori Tatsuya, Kato Itaru, Hiramatsu Hidefumi, Sakamoto Akio, Okamoto Takeshi, Adachi Souichi, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 初期治療5年後に再発をきたした低リスクB群横紋筋肉腫の2例 (2018)
  • Author(s): Takasugi Nao, Hidaka Moe, Mitani Yuichi, Hiwatari Mitsuteru, Uotani Chizue, Suzuki Kan, Fujishiro Jun, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 紋筋肉腫治療終了後に重症間質性肺炎を呈した小児例 (2018)
  • Author(s): Kugai Tamae, Mitani Yuichi, Kodachi Yasuo, Fujishiro Jun, Takasugi Nao, Hogetsu Keita, Hidaka Moe, Hiwatari Mitsuteru, Takita Junko.
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 緩和的全脳全脊髄照射が長期的有効性を示した難治性中枢神経浸潤急性リンパ性白血病小児症例 (2018)
  • Author(s): Ogata Hideto, Kato Itaru, Uto Megumi, Kamitori Tatsuya, Tasaka Keiji, Mikami Takashi, Umeda Katsutsugu, Hiramatsu Hidefumi, Fukao Daisuke, Hamahata Keigo, Mizowaki Takashi, Adachi Souichi, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 著明な髄腔内脂肪蓄積を合併した頭蓋内growing teratoma syndromeの1例 (2018)
  • Author(s): Tasaka Keiji, Umeda Katsutsugu, Kamitori Tatsuya, Ogata Hideto, Mikami Takashi, Kato Itaru, Hiramatsu Hidefumi, Arakawa Yoshiki, Noguchi Michio, Adachi Souichi, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] DICER1複合ヘテロ接合体変異を認めた胸膜肺芽腫の姉弟例 (2018)
  • Author(s): Yamada Yuji, Kato Shota, Shirai Ryota, Osumi Tomoo, Kiyotani Chikako, Watanabe Toshihiko, Hishiki Tomoro, Sekiguchi Masahiro, Seki Masafumi, Takita Junko, Kiyokawa Nobutaka, Miyazaki Osamu, Yoshioka Takako, Matsumoto Kimikazu, Kato Motohiro
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 当科過去10年間の神経芽腫群腫瘍におけるinitial surgical intervention (2018)
  • Author(s): Suzuki Kan, Fujishiro Jun, Watanabe Miho, Uotani Chizue, Takami Shohei, Goshima Tsubasa, Hiwatari Mitsuteru, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] Ph+ALL臨床研究非登録症例の治療実態に関する後方視的調査研究 (2018)
  • Author(s): Kato Keisuke, Sakaguchi Hirotoshi, Kodama Yuichi, Shinkoda Yuichi, Shimada Akira, Iwase Takashi, Takita Junko, Ogawa Chitose, Hiramatsu Hidefumi, Kato Motohiro, Sato Atsushi, Uryu Hideko, Iwai Tsuyako, Saito Akiko, Kawasaki Hirohide, Koh Katsuyoshi, Manabe Atsushi, Horibe Keizo, Shimada Hiroyuki
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 神経芽腫に伴う傍腫瘍性神経症候群を呈し、リツキシマブの早期開始により軽快した1例 (2018)
  • Author(s): Takasugi Nao, Mori Takayuki, Hidaka Moe, Mitani Yuichi, Hiwatari Mitsuteru, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 小児Philadelphia染色体陽性白血病に対するTKI併用化学療法の治療経験 (2018)
  • Author(s): Mitani Yuichi, Hogetsu Keita, Kugai Tamae, Takasugi Nao, Hidaka Moe, Hiwatari Mitsuteru, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 胎児型横紋筋肉腫におけるFGFR4経路の変異 (2018)
  • Author(s): Sato Aiko, Seki Masafumi, Shiraishi Yuichi, Chiba Kenichi, Tanaka Hiroko, Okita Hajime, Miyano Satoru, Ogawa Seishi, Hosoi Hajime, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 小児T細胞性急性リンパ性白血病のDNAメチル化による分類と変異・発現・分化段階・予後との強い関連性 (2018)
  • Author(s): Kimura Shunsuke, Seki Masafumi, Kawai Tomoko, Yoshida Kenichi, Isobe Tomoya, , Takita Junko(Last)
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] ターゲットキャプチャー法による小児胚細胞腫瘍の遺伝子変異解析 (2018)
  • Author(s): Kubota Yasuo, Seki Masafumi, Sekiguchi Masahiro, Yoshida Misa, Yoshida Kenichi, Shiraishi Yuichi, Chiba Kenichi, Tanaka Hiroko, Miyano Satoru, Oka Akira, Hayashi Yasuhide, Tanaka Yukichi, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 固形腫瘍における基礎医学の新展開 高リスク神経芽腫に対するがん代謝を標的とした新規治療創出 (2018)
  • Author(s): 80.Watanabe Kentaro, Takita Junko
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会
• [Presentation] 網羅的ゲノム解析による高リスク肝芽腫の治療標的ODC1の同定 (2018)
  • Author(s): Sekiguchi Masahiro, Seki Masafumi, Kawai Tomoko, Isobe Tomoya, Yoshida Kenichi,, , Takita Junko(Last)
  • Organizer: 第60回日本小児血液・がん学会学術集会