2017 Fiscal Year Annual Research Report
Association between physical activity and health in Japanese relief worker.
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17H07374
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
野口 宣人 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 助教 (20805105)
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Project Period (FY) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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Keywords | 国際貢献活動 / 救援者 / 身体活動 / 運動習慣 / 健康 / メンタルヘルス / 労働者 / 産業保健 |
Outline of Annual Research Achievements |
国際貢献活動は人的、物的資源の制限、インフラや治安状態が悪化した状況下で行われる。このようなストレスフルな環境下での活動は、救援のPTSDやうつ症状のリスクを増加させる。一方で、先行研究では身体的、精神的健康を維持・増進する方法として運動の頻度や強度に着目した研究が行われており、運動がメンタルヘルスを改善する効果があることが多数報告されている。そこで本研究の目的は、国際貢献活動中の救援者の運動習慣が帰国後の身体的、精神的健康にに及ぼす影響を縦断的に検討することである。 平成29年度の実績は、1月から海外派遣中の研究対象者からのデータ収集が開始することができた点である。まず、研究対象者の所属機関の担当責任者に対して研究内容の説明を行い、研究の実施許可を得た。また研究者の所属機関の研究倫理審査を受検し、承認を受けることができた。その後、研究対象者の所属機関から研究協力者の紹介を受け、研究協力者を通じて海外派遣中の研究対象者のデータ収集を継続中している。 今後は研究対象者が平成30年度8月に帰国するため、帰国後に派遣中の運動習慣や健康状態や生活習慣、メンタルヘルス等に関するデータ収集を予定している。また帰国後の健康状態やメンタルヘルスに関しても同時にデータ収集する予定である。今年度は研究の中間報告を含めた学会発表ができなかったため、データ解析により結果が明らかになった段階で学会発表及び論文作成を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
倫理審査委員会の承認を得るまでに時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
データ入力からデータ解析までの期間を短縮するため、研究支援機関と協力して迅速に研究を遂行する予定である。
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