2017 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17J01912
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
柴田 崇広 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Keywords | 力学系 / 高さ関数 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度は当該研究課題に取り組むとともに、新たに数論力学系についての研究を行った。 当該研究課題について、当該年度は期待したほどの進展がなく、発表できるほどの研究成果を挙げることはできなかった。 次に、当該年度に行った数論力学系の研究について説明する。私は京都大学の佐野薫氏、東京大学の松澤陽介氏とともに力学系と高さ関数の関係についての研究を行った。共同研究の成果は2本の論文にまとめ、学術誌に投稿した。そのうちの一本は掲載決定となっている。また、私は単著で同じく数論力学系についての論文を学術誌へ投稿し、掲載決定となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当該研究課題の研究が想定していたよりも困難であり、思ったほどのペースで研究が進展していないのが実情である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の進展は遅れているが、研究の方向性は妥当なものと考えているので、今後もこれまでの研究計画に沿って研究を進めていくつもりである。
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Research Products
(2 results)