2019 Fiscal Year Annual Research Report
Metabolic dysregulation in myelodysplastic syndromes
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17J03386
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
森田 聖美 東京大学, 大学院医学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Keywords | 骨髄異形成症候群 / 急性骨髄性白血病 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度の研究結果から、IDH変異阻害剤による治療を受けた急性骨髄性白血病患者は、再発時にBCOR/BCORL1, CEBPA, RUNX1, NRAS, KRAS, PTPN11に変異を高頻度に獲得することが示された。これらの変異獲得メカニズムを詳細に明らかにするため、今年度は白血病患者由来疾患マウスモデルの作成と、患者検体の一細胞DNAシークエンス解析を主に行った。IDH変異阻害剤による治療後、再発時にFLT3変異を獲得した患者の再発時骨髄検体をNGSマウスに移植し生着を得た。マウスの骨髄細胞を295遺伝子パネルを用いたターゲット・シークエンスおよび一細胞解析により解析中である。更に、IDH変異阻害剤により治療を受けた症例の再発時骨髄検体(2症例)および診断時・再発時ペア検体(1症例)を一細胞DNAシークエンス技術を用いて解析した。一細胞DNAシークエンス技術を用いたことで、骨髄細胞塊をDNA解析した場合と比較して、不均一な細胞集団が持つ遺伝学的多様性を捉えることができた。これらのデータを現在論文投稿中である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)