2018 Fiscal Year Annual Research Report
プロテオミクスによるアセチル化ネットワーク分子基盤の解明
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17J04628
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
津曲 和哉 京都大学, 薬学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Keywords | proteomics / LC/MS/MS / PTMomics |
Outline of Annual Research Achievements |
研究課題のアセチル化修飾研究については、前年度報告内容で完了とした。今年度は、可逆的リン酸化修飾に着目し、その制御因子をプロテオミクスによって解析するための手法の確立を目指した。PTPと強く相互作用する非加水分解性のリン酸化チロシン模倣体(4-(phosphonodifluoromethyl)-L-phenylalanine, F2Pmp)を組み込んだペプチド型PTPプローブを合成し、HEK293T細胞由来タンパク質試料に応用した結果、数種のPTPを濃縮することに成功した。また、このプローブはリン酸化チロシンと結合するSH2ドメインタンパク質の濃縮にも適用可能であった。本手法はPTPをはじめとするリン酸化チロシン相互作用分子の解析ツールとして、幅広い応用が期待される。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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