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2019 Fiscal Year Annual Research Report

Visual elements in Donald Barthelme's works

Research Project

Project/Area Number 17J09204
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

足立 伊織  東京大学, 人文社会系研究科, 特別研究員(DC1)

Project Period (FY) 2017-04-26 – 2020-03-31
Keywordsポストモダニズム / アメリカ文学 / 視覚芸術 / メディア論 / 美学
Outline of Annual Research Achievements

当該年度は、北米ポストモダニズム文学の中における視覚性、また文学作品と視覚芸術の関係に着目する今プロジェクトに関連し、とりわけ視覚芸術と美学に関わる方面での研究を中心的に行った。それと関連し、西洋近代視覚芸術、とりわけ第二次大戦後の北米視覚芸術(絵画、彫刻が主である)と、日本の第二次大戦中から現代までに至る視覚芸術の関係を追い、ポストモダニズムの美学の流れを整理した。
またアウトリーチ活動的なものとしては、先の年度末に開始した『NHK基礎英語1』における、主に中学生を対象としてアメリカ文学作品を紹介し解説する連載を1年間続けた。北米と中南米にまたがるゾンビに関わる文化、歴史、映画、文学作品に関する研究を、本プロジェクトからはやや脇道に逸れる(ゾンビ文化は視覚芸術にも文学作品にもまたがるが、その視覚と文学の相互関係自体にはさほど重点を置かない)形で行ってきた成果を、2019年度2月、3月号の原稿で一部発表し、これが評価されて文芸誌『kotoba』からの依頼でコロナ流行を背景にスティーブン・キングと感染についての原稿を書いた(2020年6月5日分)。『NHK基礎英語1』での連載自体も広い読者に届き、昨年度末からは再び『NHK基礎英語1』において、北米の文学作品からとりわけ視覚的なシーンを抜き出し、一部を翻訳した上で漫画化してもらい、解説をつける各月連載を行うこととなった。
その他、ムック本『ドロヘドロ本』において日本の漫画作品『ドロヘドロ』と海外の古典ファンタジーを比較する論考を書き、『ユリイカ 日本の男性アイドル』において日本アイドル文化とポストモダン美学(とりわけスーザン・ソンタグのキャンプ美学)に関して対談を行った。

Research Progress Status

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 「それはまだ………混沌の中。」――中途半端なファンタジーとしての『ドロヘドロ』2019

    • Author(s)
      足立伊織
    • Journal Title

      検索結果 ウェブ検索結果 漫画家本SPECIAL ドロヘドロ本

      Volume: 1 Pages: 116-123

URL: 

Published: 2021-01-27  

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