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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Possibility of collaboration among stakeholders to tackle homelessness issues

Research Project

Project/Area Number 17J10827
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

北畠 拓也  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2017-04-26 – 2019-03-31
Keywordsホームレス / 東京 / オリンピック / 市民参加
Outline of Annual Research Achievements

当該年度では、市民団体による夜間の路上生活者実態調査の調査結果をもとに、前年度に作成した東京都内13区における路上生活者の居場所に関するデータベースを15区7市にまで拡張した。これらは都内の主要な地域の路上生活者人口を把握するとともに、過去3年間における経年での居場所の変化について把握することができるものであり、取締りの強化や都市再開発等、社会的・空間的な都市改変に伴う路上生活者の居住実態を明らかにすることに資するものである。行政が実施する昼間調査の蓄積を別にすると、より実態を反映していると思われる夜間の広域的な路上生活者の居場所について経年変化を追うことができるデータは管見では他になく、ホームレスの実態と都市空間変化の関係について知るための重要なデータセットを作成した。これらはホームレス問題解決のための方策を検討する際の基本的なデータであり、これを拡充することができた。
また、前年度までの成果を報告書にまとめ、ホームレス支援団体のメンバー、都市計画家、研究者等異なるセクターに属する専門家や市民との意見交換会を複数回実施し、都市問題としてのホームレス問題に対してどのような制度的・空間的包摂が成し得るかを議論・検討し、制度的課題やホームレス問題解決に向けての市民の役割を明らかにした。
また、国際NGOが主催する国際会議にて、異なるセクター間の協働により都市単位でのホームレス問題解決を志向する英国・マンチェスターでの事例調査と関係者との意見交換を行った。

Research Progress Status

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2018

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] 市民参加型ホームレス実態調査「ストリートカウント」の国際的動向に関する研究2018

    • Author(s)
      河西 奈緒, 町田 大, 北畠 拓也, 土肥 真人
    • Journal Title

      都市計画論文集

      Volume: 53 Pages: 697-702

    • DOI

      https://doi.org/10.11361/journalcpij.53.697

    • Peer Reviewed / Open Access

URL: 

Published: 2019-12-27  

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