2021 Fiscal Year Annual Research Report
英語の音韻体系を意識させる理論的・自律的発音学習の効果実証研究
Project/Area Number |
17K02914
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Research Institution | Kobe Gakuin University |
Principal Investigator |
中西 のりこ 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 教授 (80512285)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 英語の音韻体系 / 自律的発音学習 / 発音学習アプリ / シャドーイング / 指導実践 / 効果の検証 / 外国語教育 / 音声学 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度となる2021年度は、これまでに構築してきた「音素カウンター」「Speech Saver」「Sounds of Englishes」に加え、シャドーイングを用いた発音指導実践およびその研究報告を行った。 【音素カウンターの充実】2020年度実施状況報告書の通り「音素カウンター」についてはほぼ完成形となっているため、併用する形で指導に用いたWebアプリ「Speech Saver」と「Sounds of Englishes」の充実、および「Shadowing Saver」を用いたトレーニングの効果測定の方法を検討した。さらに「Sounds of Englishes」によって得られたデータを学習者が分析するためのシステム「WEplayer」を構築した。 【指導実践】2020年度実施状況報告書での推進方策に沿い、「Speech Saver」「Shadowing Saver」を用いた指導実践を行った。学習者が「Speech Saver」を用いて自分の英語発音を確認しながら録音する課題を2020年度と同様の手順で課すことにより、同じ学習者音声の2年間にわたる音韻的特徴の変化を追った。さらに「Shadowing Saver」を用いた実践により、学習者が自律的に発音練習をすることの効果を実証した。 【効果の検証・研究成果の報告】これまでの指導実践の効果の検証結果をまとめ、研究論文5本、研究発表18本にて報告した。ウェブサイト「Sounds of Englishes」から得られたデータを分析するために「WEplayer」というサイトを立ちあげ、音声学の受講生に公開した。
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Research Products
(32 results)
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[Presentation] Multi-granularity annotation of instantaneous intelligibility of learners' utterances based on shadowing techniques.2021
Author(s)
Zhu, C., Hakoda, R., Saito, D., Minematsu, N., Nakanishi, N., & Nishimura, T.
Organizer
IEEE Automatic Speech Recognition and Understanding (ASRU) Workshop
Int'l Joint Research
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[Presentation] Objective measurement of instantaneous intelligibility of L2 utterances based on shadowing.2021
Author(s)
Minematsu, N., Hakoda, R., Zhu, C.,& Nakanishi, N., Nishimura, T., & Saito, D.
Organizer
3rd International Symposium on Applied Phonetics (ISAPh)
Int'l Joint Research
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