2020 Fiscal Year Research-status Report
青少年期の短期海外経験がグローバルマインドセットに与える影響とそのプロセスの解明
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17K03968
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
小西 由樹子 早稲田大学, 商学学術院(ビジネス・ファイナンス研究センター), その他(招聘研究員) (10769920)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 海外留学 / 異文化適応 / Cultural Intelligence / International Experience |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度は、助成期間の最終年度だったため、論文の執筆・投稿を予定していたが、コロナ禍により、教育のオンライン化やカリキュラムの変更など対応にリソースが割かれ、予定通り研究計画を進めることができなかった。そのため、研究期間を1年延長した。
中でも、行った実績としては、海外駐在員の異文化適応の先行文献(Bhaskar-Shrinivas, P., Harrison, D., Shaffer, M., and Luk, D. (2005), ‘Input-Based and Time-Based Models of International Adjustment: Meta-Analytic Evidence and Theoretical Extensions,’ Academy of Management Journal, 48, 2, 257– 281.)を基として、日本の大学生の短期留学期間における異文化適応の論文の執筆を進めている。インタビューは終了し、現在データ分析を実施している。 先行文献レビューにもめどが立ち、今後執筆して、発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍で、教育のオンライン化などにリソースを割かれてしまい、研究に十分な時間を費やすことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
大学生の海外留学期間における異文化適応のケース分析については、ほぼ準備が終わったため、今年度中の投稿を目標に進めている。
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Causes of Carryover |
論文の執筆が予定通り進まなかったこと、及び予定していた海外学会への参加ができなかったことが要因である。 海外学会への参加は今後も渡航が難しいことから、予定よりも少額になることが見込まれる
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