2020 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
17K04129
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Research Institution | Nara Women's University |
Principal Investigator |
水垣 源太郎 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (10294274)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 地域移動 / 人口移動 / ジェンダー / 女性 / 地域労働市場 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初計画では、最終年度前半に、(1)厚労省人口移動調査の検討、(2)JGSSについての検討、(3)前年度までの成果に基づく分析モデルの構築と洗練を行い、(4)ネット調査会社の登録モニターを利用した大規模ウェブアンケート調査とその分析を行う予定であった。 具体的には、 (1)人口移動調査およびJGSSのうち利用可能なデータを検討したうえで、前年度までの研究Ⅰ・Ⅱの成果に基づいて、分析モデルの構築と洗練を行う。(2)ネット調査会社の登録モニターを利用した大規模ウェブアンケート調査とその分析を行う。ウェブアンケート調査では、サンプルの代表性の問題があるが、本研究の性質上、出身地で層化されたサンプルが必要であるため、その統制が可能なウェブアンケート調査法を採用する。実施はネット調査会社に委託する。これ以外に、データの分析作業の一部を研究補助員に依頼する。(3)研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの成果を総合的に検討し、結論を導き出す。(4)実施した各調査の成果を総合し、国内学会および国際学会で報告を行うとともに、論文として投稿する。研究成果報告書を作成する。 当初最終年度としていた2019年度は不測の本務先学内業務が大量に重なってこれに忙殺されたため、上記(1)~(3)とくに大規模ウェブアンケート調査実施の前提となる分析モデルの構築と洗練のためのエフォートが取れず、(4)の調査も実施できなかった。そのため、2020年度への補助事業期間の延長を申請し承認された。 しかしながら2020年度は新型コロナウィルスの拡大に伴う教育業務の急激な増大により、計画していたエフォートを確保することができなかった。 そこで2020年度は(1)(2)(3)の作業、とくに人口移動統合データベースおよび分析モデルの構築に集中した。また補助事業期間の再延長を申請し承認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初計画では、2020年度前半に、(1)厚労省人口移動調査の検討、(2)JGSSについての検討、(3)前年度までの成果に基づく分析モデルの構築と洗練を行い、(4)ネット調査会社の登録モニターを利用した大規模ウェブアンケート調査とその分析を行う予定であった。 しかしながら2020年度は新型コロナウィルスの拡大に伴う教育業務の急激な増大により、計画していたエフォートを確保することができなかった。 そこで2020年度は(1)(2)(3)の作業、とくに人口移動統合データベースおよび分析モデルの構築に集中した。 以上のような状況により、補助事業期間の再延長を申請し、承認された。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、2019年度及び2020年度の計画を一部変更して、年度前半に(1)厚労省人口移動調査の検討、(2)JGSSについての検討、(3)前年度までの成果に基づく分析モデルの構築と洗練を行い、後半には成果をまとめる。 (1)人口移動調査およびJGSSのうち利用可能なデータを検討したうえで、前年度までの研究Ⅰ・Ⅱの成果に基づいて、分析モデルの構築と洗練を行う。 (2)研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの成果を総合的に検討し、結論を導き出す。 (3)実施した各調査の成果を総合し、国内学会および国際学会で報告を行うとともに、論文として投稿する。研究成果報告書を作成する。
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Causes of Carryover |
2020年度は新型コロナウィルスの拡大に伴う教育業務の急激な増大により、計画していたエフォートを確保することができなかった。以上のような状況により、補助事業期間の再延長を申請し、承認された。
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