2021 Fiscal Year Research-status Report
配電線多相フラッシオーバ解析手法の高度化と配電線雷事故率低減手法への適用研究
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17K06317
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Research Institution | Shonan Institute of Technology |
Principal Investigator |
関岡 昇三 湘南工科大学, 工学部, 教授 (60410031)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 高圧配電線 / フラッシオーバ / 雷 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度までの研究において、研究の所期の目的は終了することができた。しかしながら、COVID-19の影響により研究成果の普及については取り組みが不十分であった。令和3年度はこの課題を達成すべく実験結果を含む研究成果を国内外の研究者・技術者が活用できるように整理を行った。 電力における国際的な活動期間であるCIGRE(国際大電力会議)におけるCIGRE 2022 Kyoto Symposiumにおいて実験結果を整理して報告した(Shozo Sekioka: "Measurement Results of Flashover Voltage on Medium-voltage Insulators to Develop Flashover Model")。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
令和2年度までの研究において、研究の所期の目的は終了することができた。COVID-19の影響による研究成果の普及の遅れが発生しており、継続的に取り組んでいる。学会などにおいて実験結果を活用してもらう取り組みを続けている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究成果を広く普及させるために、高圧配電線の耐雷設計に関する設計者や研究者が多く参加している電気学会「高圧配電線耐雷設計の技術変遷と合理化に向けた課題に対する調査専門委員会」およびCIGRE(国際大電力会議)「Working Group C4.57 “Guidelines for the estimation of overhead distribution line lightning performance and its application to lightning protection design」に参加し研究成果を報告する。
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Causes of Carryover |
コロナの影響により活動が大幅に制限されたため
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