2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of optimal interstitial brachytherapy for image guided brachytherapy of uterin cervix cancer.
Project/Area Number |
17K10488
|
Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
山崎 秀哉 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50301263)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古妻 理之 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 機関長・部門長クラス (00641870)
吉田 謙 関西医科大学, 医学部, 准教授 (10463291)
酒井 晃二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20379027)
増井 浩二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20783830)
鈴木 弦 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80279182)
武中 正 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80626771)
清水 大介 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (70453107)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 子宮頸癌 / 組織内照射 / 画像誘導小線源治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
組織内照射を併用する事によって、腔内照射単独に比して、膀胱・直腸線量軽減による有害事象軽減と、大きな腫瘍(特に直径4cm以上)に対する腫瘍制御率の向上が期待出来る。 COVID19の影響で多施設研究の進行が遅延したために本学内でのCT-MRIガイドによるマルチカテーテル組織内照射(interstitial bradchytherpy; ISBT)のデータを報告する。ステージ IIB-IVB の子宮頸がん(扁平上皮癌)でISBTを用いた同時化学放射線療法を行った18名(II期4名(22.2%)、III期7名(38.9%)、IV期7名(38.9%)の患者を対象とした。 4年間局所コントロール100%・骨盤内コントロール率100%は、無病生存率81.6%、全生存率87.8%だった。グレード3の晩期有害事象が3名(16.7%)に発生したが、ISBT関連の晩期有害事象は無かった。ISBTを用いた同時化学放射線療法は局所進行子宮頸がんに対する有用な治療戦略となり得る。 さらに腔内照射単独、組織内照射+腔内照射、ISBT間の比較(n=54:11:47)を行い診断時の平均GTVは80.9 cm3(4.4 - 343.2 cm3)、初回ブラキセラピー時には20.6 cm3(25.5%, 0.0 - 124.8 cm3)に縮小していた。ICISBT、ISBTのいずれかを選択する場合、初回のGTVが150cm3以上の腫瘍でISBTが行われていた。治療線量はISBTはEQD2で89.10Gy(65.5-107.6Gy)、組織内照射+腔内照射 73.94Gy(71.44-82.50 Gy)、腔内照射単独 72.83Gy(62.50-82.27 Gy)とISBTで高い線量投与が可能であった(p<0.01)。
|
Research Products
(1 results)