2020 Fiscal Year Research-status Report
Role of protein Z that is one of urinary stone matrix proteins in the progress of calcification and arteriosclerosis
Project/Area Number |
17K11191
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
金子 希代子 帝京大学, 薬学部, 教授 (90147075)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 尿路結石 / Protein Z / 無機成分の分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、新型コロナウイルス感染症が拡大したために研究が中断され、継続が難しかった。しかし臨床研究である『尿路結石症患者および健常者における血中・尿中Protein Z濃度の比較』の学内倫理審査が2019年11月に受理され、測定データの見直しを行った。 さらに尿路結石の分析に関しては、2019年度からの継続で、ヒトの結石ではないが、イルカとクジラの腎結石について、無機成分分析を実施した。これらがリン酸カルシウム結石であったことから、石灰化との関連に興味が持たれる。さらに検討を進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、大学の講義が自宅で受講できるオンライン形式となった。講義資料の作成に莫大な時間と労力がかかり、研究が思うように進められなかった。前期の講義は、PDF形式の配布資料に加えて音声を別に録音したファイルを配信して、準備を行った。後期の講義は、リアルタイムで行うため、ZOOMを使った講義としたが、この準備にも多大な時間と労力がかかった。そのために、研究期間の再延長を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
臨床研究である『尿路結石症患者および健常者における血中・尿中Protein Z濃度の比較』のまとめを実施する。研究期間の再延長を行ったので、今年度は最終年度となるように完了させたいと考えている。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の拡大のため、研究が進展しなかった。そのため、再度、延長の手続きを行った。 勤務先が変更となったため、研究を遂行するために、実験補助者の雇用を検討する。
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Research Products
(20 results)