2017 Fiscal Year Research-status Report
Morphological analysis of the eye elongation
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17K11426
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
山下 高明 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 助教 (70404514)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 近視 / 眼球成長 |
Outline of Annual Research Achievements |
成長期の近視は、眼球が大きくなることで生じる。しかしながら、成長期の眼球形態の変化は明かでは無い。近年、光干渉断層計の登場により、眼球形態をマイクロメートル単位で画像化することができ、検査は非侵襲であることから、小学校と中学校の眼球の成長に伴う、眼底微細構造の変化を明らかにすることを目的とする。 小学校3年生から継続して検査している本年度は6年生になった115名の検査を予定通り完了し、データベース化した。小学生は同対象者を4年間継続的に検査することができた。中学生はすでに182名の3年間の検査が終了しており、データべース化されている。 また、小学生4年間、中学生3年間の眼球形態の変化のデータベースを用いて、国際学会で1演題(「Retinal vessel shift and its association with axial length elongation in junior high school students」)、国内学会で5演題(「中学生3年間の網膜血管走行の変化と眼軸長の関連」、「中学3年間の眼軸長と身長・体重との関係」、「小学3年生における乳頭周囲網膜神経線維隆起と眼軸長・コーヌスとの関係」、「中学3年間における乳頭周囲神経線維隆起の出現と眼軸長・眼軸延長の関係」「小学3年から5年の眼軸長と身長・体重との関係」)発表した。また、眼球形態に関する論文が9篇掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
小学校3年生から継続して検査している本年度は6年生になった115名の検査を予定通り完了し、データベース化した。 また、すでに3年間のデータベース化が完了した中学生と上記小学生のデータを用いて、国際学会で1演題、国内学会で5演題発表した。また、論文が10篇掲載された。
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Strategy for Future Research Activity |
2018年4月に日本眼科学会に4演題、5月にAssociation for Research in Vision and Ophthalmology(アメリカ、ホノルル)に1演題、5月の国際視野学会に3演題、5月の日本近視学会に3演題発表したのち論文にする。 平成30年度以降も中学1年生になった対象者を中学3年生まで継続的に検査していく。
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Causes of Carryover |
予定していた学会発表、論文投稿の一部が翌年度に持ち越したため、次年度使用額が生じた。平成30年度の学会発表、論文投稿に次年度使用額を使用する予定である。
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Research Products
(15 results)
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[Journal Article] Japanese Archive of Multicentral Databases in Glaucoma (JAMDIG) construction group. Effects of ocular and systemic factors on the progression of glaucomatous visual field damage in various sectors.2017
Author(s)
Asaoka R, Murata H, Fujino Y, Hirasawa K, Tanito M, Mizoue S, Mori K, Suzuki K, Yamashita T, Kashiwagi K, Miki A, Shoji N
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Journal Title
Br J Ophthalmol
Volume: 101
Pages: 1071-1075
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] Investigating the usefulness of a cluster-based trend analysis to detect visual field progression in patients with open-angle glaucoma.2017
Author(s)
Aoki S, Murata H, Fujino Y, Matsuura M, Miki A, Tanito M, Mizoue S, Mori K, Suzuki K, Yamashita T, Kashiwagi K, Hirasawa K, Shoji N, Asaoka R.
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Journal Title
Br J Ophthalmol
Volume: 101
Pages: 1658-1665
DOI
Peer Reviewed
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