2023 Fiscal Year Research-status Report
不育症女性のくり返す喪失による悲嘆からの回復を促す看護介入プログラムの開発と検証
Project/Area Number |
17K12286
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
二川 香里 富山大学, 学術研究部医学系, 准教授 (70377258)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 不育症 / 喪失 / 悲嘆 / 看護介入 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、不育症女性の繰り返す喪失による悲嘆とその回復に焦点を当て、悲嘆からの回復を促すための看護介入プログラムの開発と検証である。この目的を達成するために、日本語版周産期悲嘆尺度の開発、尺度使用による不育症女性の悲嘆状況の実態調査、不育症女性の悲嘆過程、不育症女性の流死産後のケアニーズを明らかにすることを計画している。 2023年度は日本語版周産期悲嘆尺度の開発のための文献検討を進めた。収束妥当性を評価するための尺度を検討中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度に研究の進捗が遅延したことが、今年度にも影響している。加えて、職務上の役割追加により学生対応や対外的な対応に時間を要する事案が発生し、予定通り研究を進めることができなかった。ポストコロナと言われているが、COVID-19による煩雑な業務が増加した状況が継続していることも理由として挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は尺度開発を進めるために、研究参加者のリクルートを進める予定である。データ収集と分析を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
研究の進捗が遅れたこと、COVID-19の影響で学会参加が困難であったこと等により、当初予定していた支出が少なかった。2024年度はデータ収集、分析、関連学会での情報収集に支出がある予定である。
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