2019 Fiscal Year Research-status Report
チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発
Project/Area Number |
17K12306
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
太田 尚子 静岡県立大学, 看護学部, 教授 (50285053)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 周産期喪失 / 教育ニーズ / 研修プログラム / プログラム開発 / 看護者 / チームリーダー |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年のチームリーダーの教育ニーズの分析結果を見直し、チームリーダーへのインタビューでさらに聞きたいところについて、追加のインタビューを実施し、分析をやり直した。その後、得られた結果を基に、チームリーダー向けの教育プログラムの開発に取り組んでいる。 研究課題名:チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発 目的:チームリーダー向けのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムを開発する。 方法:教育効果の高いプログラムを開発するため、アンドラゴジー論をベースに、Dick&Careyのインストラクショナル・デザインの手順に沿って、システマティックにプログラムを開発する。手順は、1.教育分析、2.学習者分析とコンテキスト分析、3.パーフォーマンス目標の作成、4.評価基準の開発、5.教授方法の開発、6.教材の開発と選択、7.形成的評価、8.インストラクションの改訂である。 今年度は、分析したチームリーダーの教育ニーズを基に、教育分析を行って、教育ゴールを立てた。教育ゴールは、1.チームメンバーに対する教育プログラムが立案できる。2.メンバーの精神的サポートができる。3.同じ方向を向いて支え合えるチーを作ることができる、4.新たなケアシステムを構築するための企画書を作成できる、などである。 引き続き、プログラムの内容を検討し、さらに、ペリネイタル・ロスの専門家の意見をうかがうことで洗練させ、プログラムを完成させていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
初めて学部の管理者となり、人間関係の調整や慣れない管理業務に多くの時間を割かれ、研究の時間を確保することが難しかった。来年度は、計画的に実施して研究を完成させていきたい。
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Strategy for Future Research Activity |
チームリーダーの教育ニーズとプログラム開発について学会発表を行い、論文を投稿する。開発した研修プログラムをペリネイタル・ロスの専門家に意見をうかがい、修正して完成させる。さらに完成したプログラムを実施して評価する。
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Causes of Carryover |
教育業務と重なり、国際学会に参加できなかった。そのため2020年度は、国際学会に行く予定であったが、新型コロナウイルス感染症のために、今のところ行けるかどうか不明である。
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