2021 Fiscal Year Annual Research Report
Aiming to Establish Prophylaxis for Gingivitis in Early Pregnancy
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17K12316
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
鈴木 紀子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (70460574)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井村 英人 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (10513187)
吉田 磨弥 (大野磨弥) 愛知学院大学, 歯学部, 歯学部研究員 (70760718)
清水 三紀子 藤田医科大学, 医療科学部, 助教 (90402627)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 妊婦 / つわり / 歯肉炎 / 口腔ケア / 歯科受診 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究成果を日本口腔ケア学会雑誌(ORAL CARE)に投稿した。Original Articleとして16巻1号,p41-46,2021に掲載となった。また、マニュアルに関して研究分担者と検討した。各施設で共通して指導できるよう以下の内容を含むマニュアルとした。妊娠初期からの口腔内環境の状況をふまえ、妊娠中の歯科健診の必要性および口腔ケアの実施の必要性について指導する。また、妊娠中の口腔ケアが、産後の母だけでなく、児の口腔の健康に繋がることを伝える。歯科健診については、妊娠初期につわり症状がない者は、妊娠確定後歯科健診のための受診を促し、妊娠初期につわり症状がある者は、つわり症状軽減後(妊娠中期)に歯科健診のための受診を促していく。歯科健診は妊婦の居住地により助成が異なるため、情報を提供していく。また、歯科健診にて歯周疾患、う蝕がみつかった場合の治療について、薬剤および麻酔の使用の正しい知識を提供することで、不安軽減に繋げるようにしていく。つわり時に可能な口腔清掃方法として、ヘッドの小さい歯ブラシを使用する、泡切れのよい歯みがき製剤を使用する、嘔吐を誘発しないよう前傾にて実施する、等を指導する。
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Research Products
(1 results)