2020 Fiscal Year Research-status Report
妊娠早期からの主体的・継続的な出産準備教育による父親役割形成への効果
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17K12327
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Research Institution | Shitennoji University |
Principal Investigator |
宮本 雅子 四天王寺大学, 看護学部, 准教授 (00413245)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小神野 雅子 宝塚大学, 助産学専攻科, 准教授 (00269458)
松田 佳子 宝塚大学, 助産学専攻科, 准教授 (40727476)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 夫 / パートナー / 父親らしさ / 親役割 / 夫婦へのサポート / 自己効力感 / 出産育児への認識 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度に実施した妊婦と夫への質問紙調査(対照群)の解答者は30人であり,中間分析を実施した。対照群の傾向は,出産時の立会いがcovid-19による制限を受けて全員が実施できていなかった。夫の育児や家事における協力はある程度実施てきていた。しかし,2020年度は年間を通して研究協力施設においても,対面による両親学級の再開の目途は立っておらず,介入研究が実施できていない。文献検討が続行している。2017年度より実施ている実態調査,イギリスとドイツにおける調査結果,および文献検討により,調査結果を統合することを検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度は,年間を通して研究協力施設における対面での両親学級を実施していないため,介入研究が実施できていない。2019年度までの調査実績より分析方法や結果の統合を検討しているが,2019年度研究の現時点での分析数が少ないため,遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は,再度両親学級の再開について研究協力施設と話し合い,状況が変わりなければ,現時点でのデータを分析し,文献検討を実施,2019年度までの研究結果と統合して,結論,今後の課題を提示する。
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Causes of Carryover |
2020年度開催予定であったICM(国際助産師連盟)大会が,2021年6月に延期になり,2021年度は6月にオンラインで開催される。大会規定の登録料の返還が予測される。また,文献取り寄せは続行し,現時点までの調査結果に関して国内の論文投稿を予定している。現調査が実施できていないことから論文投稿も遅れており,2020年度に予定した研究費の残額を2021年度に持ち越している。
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Research Products
(2 results)