2021 Fiscal Year Research-status Report
避難所環境整備のための国際基準を日本・先進国版へ改定する取り組み
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17K12521
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| Research Institution | University of Miyazaki |
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Principal Investigator |
原田 奈穂子 宮崎大学, 医学部, 教授 (70637925)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
圓山 琢也 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 准教授 (20361529)
笠岡 宜代 (坪山宜代) 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 国際栄養情報センター, 室長 (70321891)
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| Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 災害 / 避難所 / 環境 / 健康被害 / スフィアスタンダード |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、災害時の避難所の環境改善に有用な、災害支援の国際基準を日本の災害支援に活かせるよう、コンテクスト化を行うことである。本年度はアプリケーションのパイロット版の試用および研究の成果の社会的還元を行った。
本年度はアプリケーションのパイロット版の試用を重ね、改善を重ねることができた。来年度中に一般公開できる予定である。また改訂した基準を用いた避難所の環境アセスメントシートを一般公開することができた。この研究成果の還元として、熊本大学病院 災害医療教育研究センター主催の訓練に際し、最低基準を用いた避難所環境整備訓練を熊本県保健所、DMAT、災害医療支援者らと協働開催することができた。また、宮崎市危機管理部および宮崎県大規模災害リバビリテーション支援関連団体協議会と協働し、本研究成果を避難所環境改善訓練に還元することができた。また、保健医療分野を超えて、土木・建築・都市計画系の研究者が参加する復興デザイン会議全国大会で成果を共有し、領域を超えた防災に関しての評価及びフィードバックを得ることができた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
本研究成果が各地の防災への取り組みに還元され、地域における防災への取り組み、行政レベルでの防災への取り組みに反映されるに至った。また、保健医療分野を超えて、土木・建築・都市計画系の研究者が参加する復興デザイン会議全国大会で成果を共有し、領域を超えた防災に関しての評価及びフィードバックを得ることができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
研究成果の国際誌投稿準備中である。また本研究の柱となった国際基準に関する新規研究が採択されたため、本研究成果を新規研究に活かし更なる発展性を持たせる。
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| Causes of Carryover |
研究成果の英語論文化および成果の社会還元の一環として防災訓練災害対応訓練の際の実装訓練に用いる。
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