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2018 Fiscal Year Research-status Report

グループ内ピアアセスメントに基づく能力測定のための実用的手法の提案

Research Project

Project/Area Number 17K12940
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

岩間 徳兼  北海道大学, 高等教育推進機構, 准教授 (70608900)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywordsグループ学習 / 項目反応モデル
Outline of Annual Research Achievements

本研究では,(1)グループ内ピアアセスメントに利用可能な項目反応モデルについて検討する(2)グループの構成方法による能力測定精度への影響を検討する(3)グループの構成方法を実際場面へ適用して評価する,の三つを行うこととしている。
2018年度は,主に(2)に関してシミュレーション研究を行って検討を進め,それに基づいて準備をして(3)を行うことを予定していた。しかしながら,研究代表者が他に関与している研究活動における実査とその準備,また,各種の報告に関する業務にかける時間が予想以上に多くなってしまったため,当初の予定のようには研究を進めることができなかった。
(2)については,昨年度の研究活動の結果に基づき,段階反応モデルをベースのモデルとして利用することを決めてシミュレーションの準備を進めていたが,実用場面を念頭に入れてモデルの推定法について検討するなかで,当初予定していたものとは別の推定法についても利用の可能性を探ることとした。そして,そのために使用するプログラムの作成を進めた。なお,予定の変更が生じたことにともない,改めて検討内容に関する文献を確認して情報収集を行うと同時に,研究会等への参加を通して意見交換を行うこととした。これらの活動を通して得られた知見の一部は2018年度に公刊された書籍に収められた。
(3)については,(2)の検討を反映して行うため,2018年度は進めることができなかった。次年度の実施に向けて,実際上の制約等の整理から取り組むこととしたい。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究代表者が他に関与している研究活動に関する業務にかける時間が予想以上に多くなってしまったため。

Strategy for Future Research Activity

プログラムをなるべく早く完成させてシミュレーション研究を終わらせ,実際場面への適用の準備を進める。

Causes of Carryover

調査出張の回数が予定より少なくなったため。また,物品の購入も予定より少なく済んだため。次年度の調査研究費として使用する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2018

All Book (1 results)

  • [Book] Rによる多変量解析入門2018

    • Author(s)
      川端 一光、岩間 徳兼、鈴木 雅之
    • Total Pages
      448
    • Publisher
      株式会社オーム社
    • ISBN
      9784274222368

URL: 

Published: 2019-12-27  

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