2020 Fiscal Year Research-status Report
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17K18591
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
菅野 博貢 明治大学, 農学部, 専任准教授 (40328969)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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Keywords | 墓地計画 / ランドスケープ・デザイン / 死生観 / 墓地の循環利用 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウィルスの影響により、海外でのフィールドワークが全くできない状況になったため、これまでに収集した資料の整理や分析を主に実施した。調査中断までの成果の一部を『空間から読み解く環境デザイン入門』(彰国社、2021年5月1日発行)の「終章 死生観とランドスケープ・デザイン(pp164-pp171)」に掲載した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルスの影響により、海外で計画していたフィールドワークが延期になっている。国内の移動制限も厳しく、フィールドワークを中心とする本研究を遂行することが困難な状況が続いている。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルスの収束を待って、墓地調査の空白地帯となっているスペインのアンダルシア地方~ポルトガルにかけてのエリアと、南米エクアドルのコロンビア国境にあるトピアリー墓地の取材を、研究期間内に実施したいと考えている。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルスの影響により海外におけるフィールドワークが実施できなかったため、研究費を講師することができなかったことが次年度使用額が生じた理由である。研究費使用期間内に海外での調査を再開できることを強く望んでおり、再開できた場合には、本研究で調査の空白地域となっているスペインのアンダルシア地方からポルトガルを中心に墓地調査を実施する計画である。
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