2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18079008
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
樺島 祥介 Tokyo Institute of Technology, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (80260652)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 真人 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (90233345)
田中 和之 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80217017)
田中 利幸 京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (10254153)
石井 信 京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (90294280)
井上 純一 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (30311658)
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Keywords | 情報通信 / 量子情報 / 生命情報 / 情報統計力学 / More is different / 統計力学 |
Research Abstract |
・国際会議 : 領域の活動によって得られた成果を国際的に発信し, 当該分野での我が国の地位を高めるため平成20年9月13日(日)〜16日(水)に仙台にて量子情報分野に焦点を当てた国際ワークショップIW-SMI2008を開催した. 加えて, 近年進展の著しい量子符号とスピングラス相境界との関係に焦点を当てた国際研究集会Multicritical Behavior of Spin Glasses and Quantum Error Correcting Codes(MBQEC)を主催し, 分野的関連の強い国際会議Frontiers of Glassy Physicsを共催した. ・出版 : 領域の研究成果を記録として保存し長期に亘って影響力を保つため平成19年9月に開催したIW-SMI2007ならびにIW-SMI2008のプロシーディングスを英国物理学会より出版した. これら2冊のプロシーディングスは印刷出版とともにオンライン出版されており, 無期限・無制限で世界中からアクセスできるようになっている. ・研究会・講習会・勉強会 : 研究成果を国内の研究者に広く公開するために公開シンポジウムを開催した. 領域に関連する研究分野の底上げを図るため国内の大学院生や若手研究者を対象とした講習会「ネットワーク情報理論 : センシングと符号化」, 「量子情報と情報統計力学」をそれぞれ開催した. また、同様の目的から関連学会, 関連特定領域科研費とともに「第11回情報論的学習理論ワークショップ」, 講習会「ASCONE2008」, 「視覚の脳過程」, 「システム生物学スプリングスクール」をそれぞれ共催した. 領域内でのメンバー間の交流を活発化しシナジー効果を創出するため, 領域内勉強会を開催した(5回)。 ・研究者招聘 : 国外の有力拠点との研究交流を促進するため, 若手研究者1名を2週間招聘した.
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Research Products
(10 results)