2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18079008
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
樺島 祥介 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (80260652)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 真人 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (90233345)
田中 和之 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80217017)
田中 利幸 京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (10254153)
石井 信 京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (90294280)
井上 純一 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (30311658)
|
Keywords | 情報通信 / 量子情報 / 生命情報 / 情報統計力学 / More is different / 統計力学 |
Research Abstract |
・国際会議:領域の活動によって得られた成果を国際的に発信し,当該分野での我が国の地位を高めるため平成21年9月13日(日)~16日(水)に京都にて生命情報分野に焦点を当てた国際ワークショップIW-SMI2009を開催した.加えて,領域内で得られた成果の集大成を発表し,今後の展開を議論するため平成22年3月7日(日)~10日(水)に京都にて国際ワークショップIW-SMI2010を開催した.さらに本領域の骨格となっているスピングラス理論と確率推論との関係について領域設定期間内に得られた成果を議論する場として,平成22年3月16日(火)~18日(木)に国際ワークショップICSG2010を開催した. ・出版:領域の研究成果を記録として保存し長期に亘って影響力を保つためIW-SMI2009のプロシーディングスを英国物理学会より出版した.なお,このプロシーディングスは印刷出版とともにオンライン出版されており,無期限・無制限で世界中からアクセスできるようになっている. ・研究会・講習会・勉強会:研究成果を国内の研究者に広く公開するために公開シンポジウムを開催した領域に関連する研究分野の底上げを図るため国内の大学院生や若手研究者を対象とした講習会「情報統計力学と生命情報」,「電子透かしと確率的情報処理」を開催した.また,同様の目的から関連学会,関連特定領域科研費,GCOEとともに,講習会「ASCONE2009」,「システム生物学スプリングスクール」,「log Pの情報学」をそれぞれ共催した.領域内でのメンバー間の交流を活発化しシナジー効果を創出するため,上記以外の領域内勉強会を3回開催した.
|
Research Products
(10 results)