2006 Fiscal Year Annual Research Report
景気循環・経済成長の総合研究-景気判断モデルの構築と日本経済の実証分析
Project/Area Number |
18103001
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
浅子 和美 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60134194)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加納 悟 一橋大学, 経済研究所, 教授 (50114971)
伊藤 秀史 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (80203165)
伊藤 隆敏 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部, 教授 (30203144)
渡部 敏明 一橋大学, 経済研究所, 教授 (90254135)
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Keywords | 景気循環 / 景気基準日付 / 景気の伝播 / 景気予測モデル / マクロ経済 / 経済制度 / アメリカ・ヨーロッパ・東アジア / 為替変動 |
Research Abstract |
平成18年度の研究実績としては,研究代表者の浅子和美と研究分担者の加納悟,渡部敏明は,その他の研究協力者も集まる景気循環研究会の主要メンバーとして,日本経済の景気判断に関し理論・実証両面から総合的に分析を行った。具体的な研究の遂行は(A)景気循環に関する理論的研究,(B)日本経済のデータ分析,及び(C)景気指標の作成,の3つのサブグループに分かれそれぞれの分野で複数の小プロジェクトを同時進行させた。その主要な業績は、近刊(2007年7月予定)の浅子和美・宮川努(編)『構造変化と景気循環-マクロとミクロの視点から』(東京大学出版会)、に収録される13篇の論文に結実されている。 以上とは別に、一橋大学経済制度研究センターの研究蓄積を前提とする研究面では,浅子和美と研究分担者の伊藤秀史が研究センター・スタッフや国内外の研究交流ネットワークを活用した共同研究相手と協働して複数の小プロジェクトを同時進行させた。この研究では、国民経済によって景気変動の状況が異なる実態を把握し、その主要な原因として経済・政治面での制度的要因が関与しているか否かを探るものである。さらに、日本経済のデータ分析を日本経済以外の国々に拡張する方向では,研究分担者の伊藤隆敏を中心としてアメリカやヨーロッパ諸国,東アジア諸国などの景気循環・経済成長の特徴をマクロ的視点から日本経済の特徴と対比する試みもスタートさせた。為替変動と景気循環の関係,とりわけ為替介入が景気安定に果たしてきた役割についての調査も行った。
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Research Products
(17 results)