2007 Fiscal Year Annual Research Report
東アジアにおける産業集積および企業連関の新展開と共生的持続性の研究
Project/Area Number |
18103002
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
平川 均 Nagoya University, 大学院・経済学研究科, 教授 (60199049)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
多和田 眞 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10137028)
奥村 隆平 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50106837)
家森 信善 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80220515)
根本 二郎 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (20180705)
小川 光 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (10313967)
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Keywords | 東アジア / 産業集積 / IT産業クラスター / 企業連携 / イノベーション / 地域金融 / 中関村・中国 / 長江デルタ |
Research Abstract |
本年度は、産業集積と企業連関に関わる主要なアンケート調査の実施と基礎研究活動を海外研究協力者の協力を得て実施した。また、各研究に関する国際交流に力点を置き研究活動を実施した。IT産業集積地を中心とするアンケート調査については、昨年度の台湾と比較するため韓国を中心とするIT産業の集積に関するデータの収集、および地域支援金融に関するデータ収集を行った。中国においては中関村を中心とする北京、大連のハイテク産業集積に関するアンケート調査を実施した。インドネシアの産業集積地域におけるアンケートおよびインタビュー調査も実施した。フィリピン自動車産業集積に関する基礎的研究も行った。IT産業の集積に関しては、本年度のアンケート調査によって予定の基礎的データの収集をほぼ完了した。国内では関西地域の産業クラスター調査を実施し、中部地域産業クラスターとの比較による研究を行った。国際会議については、中国・南京大学との共同会議(名古屋、07年12月)、フィリピン・アジア太平洋大学との合同セミナー(マニラ、07年12月)、韓国・慶北大学との合同セミナー(07年2月)などを行い、中国・長江デルタの産業構造、フィリピン自動車産業の現状、韓国FTA政策、日本の地域金融などの研究成果を報告した。研究会活動としては、空間経済学研究会が25回、アジア産業経済研究会が7回、合計32回の研究会活動を行った。研究代表者及び分担者による研究成果の発表では、研究論文30本(レフェリー11本、ノンレフェリー19本)、図書4冊、学会等発表21回である。
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Research Products
(56 results)