2008 Fiscal Year Annual Research Report
中国内モンゴル自治区におけるモンゴル民族の生活様態と居住空間に関する総合的研究
Project/Area Number |
18200045
|
Research Institution | Nara Women's University |
Principal Investigator |
今井 範子 Nara Women's University, 生活環境学部, 教授 (30031719)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬戸 章子 奈良女子大学, 生活環境学部, 教授 (60179348)
増井 正哉 奈良女子大学, 生活環境学部, 教授 (40190350)
中山 徹 奈良女子大学, 人間文化研究科, 准教授 (60222171)
高村 仁知 奈良女子大学, 生活環境学部, 准教授 (70202158)
武藤 康弘 奈良女子大学, 生活環境学部, 准教授 (80200244)
|
Keywords | 生活様態 / 居住空間 / モンゴル民族 |
Research Abstract |
研究分担者全員が参加し、現地の状況を把握する全体調査、及びそれぞれの専門分野に関して少人数で調査を行う個別調査を並行して実施した。 ■全体調査 調査地域:中国内モンゴル自治区・赤峰市調査概要:調査期間(2008年9月12〜16日) 赤峰市、巴林右旗にて、(1)牧畜業を営む家庭、(2)農業を営む家庭、(3)半農半牧家庭、(4)都市に暮らす家庭について調査を実施した。この成果は、奈良女子大学家政学会の学術雑誌に投稿予定である。 ■個別調査 1.モンゴル民族の伝統的行事に関する調査 内モンゴル自治区シリンゴル盟東ウジュムチン旗において、伝統的行事であるオボー祭及び民間宗教崇拝について調査を実施した。調査の成果は国際人類学民族学会議第16回世界大会にて発表予定である。 2.沙漠地域における禁牧政策と牧畜民の生活様態変化に関する調査 アラシャン盟において、禁牧政策実施前後の生活様態に関するヒアリング補助調査を実施した。調査の成果は調査の成果は国際人類学民族学会議第16回世界大会にて発表予定である。 3.内モンゴル自治区の子どもの遊び空間、生活環境に関する調査 内モンゴル自治区シリンゴル盟において、牧畜区における子どもの遊び空間や生活環境に関する補助調査を実施した。研究成果は国際人類学民族学会議第16回世界大会にて発表予定である。 4.モンゴル民族の定住生活と集住空間に関する調査 内モンゴル自治区シリンゴル盟において、牧畜を営むモンゴル民族のホト(集落)形成に関する調査を実施した.調査結果は日本建築学会計画系論文集に投稿予定である。
|