2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18201051
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Research Institution | Osaka University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
武田 佐知子 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (00181412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鷲田 清一 大阪大学, 文学研究科, 教授 (50121900)
脇田 晴子 城西国際大学, 人文学部, 教授 (80088012)
太田 妙子 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (10135759)
宮本 マラシー 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (00200212)
松村 耕光 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (60157352)
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Keywords | 着衣 / 衣服 / ファッション / 身体 / 民族衣装 / ジェンダー |
Research Abstract |
研究報告を中心とした講演会を開催した。各研究分野や専門地域別における「衣服」や「身体」に関する報告を行い、学生や一般にも広く参加を促した。 ・第一回研究会 藤元優子氏 「イラン女性とヘジャーブ-衣服の政治化と女たち-」 ・第二回研究会 濱田雅子氏 「ポルトガル民族衣装の地域別特性」 ・第三回研究会 上野千鶴子氏 「着衣と脱衣の記号学」 ・第四回研究会 長崎暢子氏 「南アジアの衣文化とガーンディーの非暴力運動」 ・第五回研究会 三橋順子氏 「異性装と身体意識-女装と女体化の間-」 ・第六回研究会 鷲田清一氏 「着衣する身体」 ・第七回研究会 T.Powdyel氏 「Gross National Happiness(国民総幸福)とは何か」 Tashi Kinga氏 「ブータンの織物について」 上記に加え、同代表を務める、大阪外国語大学グローバル・ダイアログ研究会との共同企画「痛みと怒り-圧政を生き抜いた女性のオーラル・ヒストリー-」において、チリ、ベトナム、ルワンダなど諸地域より講師を招き、講演会を行った。 また、本基盤研究のホームページを立ち上げている。研究課題の途上で得られた着衣とジェンダーに関するデータは、ホームページで随時紹介し、研究課題終了後も、更新と発展が可能なデータベースとして公開する。このデータベースは、従来の衣装の形態的側面のみを扱ったデータベースとは異なり、ローカルとグローバルの両方の視点から分析した画期的なデータベースとなる。
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Research Products
(6 results)