2008 Fiscal Year Annual Research Report
観世文庫所蔵能楽史料関係資料のデジタル画像化と改題目録作成に向けた総合的研究
Project/Area Number |
18202006
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松岡 心平 The University of Tokyo, 大学院・総合文化研究所, 教授 (70173812)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天野 文雄 大阪大学, 文学研究科, 教授 (90201293)
小川 剛生 東京大学, 国文学研究資料館・文学資源研究系, 准教授 (30295117)
落合 博志 東京大学, 国文学研究資料館・文学資源研究系, 准教授 (50224259)
橋本 朝生 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (30091838)
横山 太郎 跡見学園女子大学, 文学部, 講師 (90345075)
|
Keywords | 日本文学 / データベース |
Research Abstract |
本研究は、観世文庫が所蔵する能楽関係文献資料をすべて画像データ化し、文献データベースと統合したうえでWEB上で公開し、あわせて解題目録を作成することを目的とする。3年目にあたる20年度は、ほぼ計画通り資料の画像データ化と解題作成をすすめることができた。詳細は下記の通り。 1. 資料撮影 前年度までに観世文庫所蔵資料のほぼ全体の撮影を終えたが、軸物と若干の新出資料の撮影をおこない、従来資料と同様、マイクロフィルムおよび画像データとして保存した。 2. 解題作成 研究分担者および研究協力者が、HDDで配布された画像データをPCモニタ上で解読し、解題を作成した。解題情報は前年度までに構築してきた文献データベースに統合した。年度末までに、全5966点の所蔵資科中、2711点について解題作成を完了した。 3. 調査会議 画像データでは判別できない点を原資料に直接あたって調査すると同時に、解題作成上の問題を話し合うための調査会議を、下記の通り実施した。2008年8月21〜23日、9月20日、11月22〜24日、2009年2月13〜15日以上を通じて、個別の資料の問題を検討しながら解題の凡例に関する書誌学的な議論を積み上げ、解題目録の形式を確定することができた。
|
Research Products
(3 results)