2008 Fiscal Year Annual Research Report
博物館教育・普及事業の事例分析と日本の伝統文化に関する先駆的教育・普及理論の構築
Project/Area Number |
18203039
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Research Institution | Tokyo National Museum |
Principal Investigator |
井上 洋一 Tokyo National Museum, 学芸企画部企画課, 課長 (60176451)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加島 勝 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部博物館教育課, 課長 (80214295)
小林 牧 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部博物館教育課教育普及室, 室長 (50332135)
鈴木 みどり 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部博物館教育課教育普及室, 主任研究員 (70321552)
鬼頭 智美 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部企画課国際交流室, 室長 (80321553)
遠藤 楽子 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部広報室, 研究員 (60415619)
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Keywords | 先駆的博物館教育理論 / 博物館教育・普及活動 / 古美術 / 伝統文化 / 国際情報交換 / 多国籍 |
Research Abstract |
本年度の研究実績の概要は、以下の通りである。 1、国内外の博物館・美術館の実態調査 今回国外では、この分野において積極的に教育普及理論や伝統文化をテーマにした事業を展開している韓国、中国、シンガポール、オーストラリア、イギリスの博物館・美術館を訪問し、直接教育普及担当者にインタビューを行い、各教育プログラムの理論とその実践活動について調査を行った。その結果、各プログラムの理念とその実施方法等、本研究に必要な新知見を得ることができた。また、カナダで行われた国際学会にも参加。本研究に関するきわめて有益な情報を得ることができた。国内では九州・北陸地方を中心に同様の調査を行った。 2、研究会の開催:博物館教育理論の構築 こうした現地調査等で得られたデータをもとに研究会で討議、分析を行った。またアメリカから招聘した美術作家とともに研究会を開催。博物館教育理論の構築に向けた意見交換を行った。 3、東京国立博物館に特化したプログラム開発 上記の研究成果をふまえ、東京国立博物館に特化した教育・普及プログラムを試作し、東京国立博物館の教育普及スペース「みどりのライオン」において実施。各方面から好評を得ている。
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Research Products
(4 results)