2008 Fiscal Year Annual Research Report
多主体連携による地域まちづくりのための社会実験手法と支援システムの開発
Project/Area Number |
18206064
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
佐藤 滋 Waseda University, 理工学術院, 教授 (60139516)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
真野 洋介 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (70329134)
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Keywords | 都市計画・建築計画 / まちづくり |
Research Abstract |
本研究は、これまでに申請グループが開発した「地区を単位とした個別のまちづくり事業」に対応した「まちづくりデザインゲームを核としたまちづくり支援システム」を基礎として、広域(首都圏で言えば私鉄駅の駅勢圏、複数の小学校区のまとまり程度)の多様な主体が連携し、このシステムを応用しながら、20年から50年という長期にわたり地域の将来像の実現を目指す「地域まちづくり」のための技術とシステム開発を行うことを目的とする。 2008年度は、研究の最終年度として次の二点を行った。1)まちづくり支援データベースの完成2)まちづくりを考えるための社会実験 1)は2007年度から引き続いて行われたもので、2008年度中野区とその周辺地域のまちづくりアイディアやデータを地図のポイントとリンクする、flashを用いたインターフェースのデータベースを作成した。また、データベースに入力するためのコンテンツ作成を行った。特に沼袋地域についてはデータを入力後、まちづくり参加住民に対してデータベースの使用感を確認した。また、本データベースと鶴岡のカード型参加入力型データベースを作成し、相互の連結による可能性を検討した。 2)はまちづくり協議のプロセスを擬似的に体験し、データを蓄積するための社会実験として、建築・まちづくりに関心のある学生を被験者として11月に行った。本社会実験ではデータベースを活用して社会実験ワークショップのプログラムを構築した。 さらに、完成したデータベースについてまちづくりデータベースとGISの専門家と意見交換を行い、データベースの今後の可能性と方向性を明らかにした。
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Research Products
(3 results)