2007 Fiscal Year Annual Research Report
環太平洋価値観国際比較-東アジア周辺諸国の「信頼感」の統計科学的解析-
Project/Area Number |
18252001
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Research Institution | The Institute of Statistical Mathematics |
Principal Investigator |
吉野 諒三 The Institute of Statistical Mathematics, データ科学研究係, 教授 (60220711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 文 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 教授 (00180977)
山岡 和枝 国立保健医療科学院, 技術評価部, 室長 (50091038)
鄭 躍軍 総合地球環境学研究所, 研究部, 准教授 (80280527)
松本 渉 統計数理研究所, データ科学研究系, 助教 (10390585)
佐々木 正道 中央大学, 文学部, 教授 (30142326)
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Keywords | 信頼感 / 国際比較調査 / アジア・太平洋 / 環太平洋 / データの科学 / 国民性 / 統計的標本抽出調査 / 文化多様体解析(CULMAN) |
Research Abstract |
1)本研究では、以下のa)、 b)、 c)に重点をおいて研究を遂行する。 2)a)文化の伝播変容を統計科学的に解明するために、環太平洋諸国の人々の意識構造について統計科学的「標本抽出法」に則った面接調査を遂行する。 b)特に、21世紀における国際交流の中で、環太平洋諸国民の「信頼感」のあり方について焦点を当て、世界の政治・経済の平和的発展の一助となる基礎情報の収集を推進させる。 c)収集した「環太平洋諸国民の意識調査」の情報を中心に、既存の「意識の国際比較調査データ」等を含むデータ・ベースを作成し、コンピューター・ネットワーク等を利用して世界へ一般公開する。 平成19年度は、環太平洋価値観調査のために、以下の1)〜5)を遂行した。 1)環太平洋各国の関連調査データ、文献等を収集・整理し、同時に、前年度の米国調査の結果を踏まえ、我々が過去に収集してきた国際比較調査データや報告書の再整理を行った。 2)本年度の調査対象のオーストラリアの調査環境について確認し、現地の調査研究者と連携しながら、統計的標本抽出の実践的検討を行い、その遂行可能性を確認した。 3)調査項目は前年度の米国調査に準ずるが、その際、気がついた翻訳の問題などは検討し、解決した。 4)10月初頭から11月末にかけて、オーストラリアにおける面接調査を遂行した。(利用) 調査対象:オーストラリアの3大都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン)を含む3州(ニューサウスウェールズ、ヴィクトリア、クィーンズランド)の都市及び周辺地域に居住するオーストラリア国籍の成人の男女。 調査法 :各州の性別、年齢層、人種の分布を考慮して標本抽出し、調査票に基づく面接調査を遂行した。 5)回収されたデータをクリーニングして、第一次報告書を作成した。
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Research Products
(50 results)