2009 Fiscal Year Annual Research Report
環太平洋価値観国際比較-東アジア周辺諸国の「信頼感」の統計科学的解析-
Project/Area Number |
18252001
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Research Institution | The Institute of Statistical Mathematics |
Principal Investigator |
吉野 諒三 The Institute of Statistical Mathematics, データ科学研究系, 教授 (60220711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 渉 統計数理研究所, データ科学研究系, 助教 (10390585)
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Keywords | 信頼感 / 国際比較調査 / アジア・太平洋 / 環太平洋 / データの科学 / 国民性 / 統計的標本抽出調査 / 文化多様体解析(CULMAN) |
Research Abstract |
平成21年度は、過去3年間の環太平洋価値観調査の実査の総まとめとして、主として以下の1)~3)を遂行した。 1.環太平洋各国の関連調査データ、文献等を収集・整理する。過去3年間に遂行した米国調査、オーストラリア調査、インド調査および関連の東アジア周辺諸国の調査データの細部の確認、単純集計表、国際比較単純集計表などの整備をした。特に、標本抽出の実践的手続きの詳細を確認し、国際比較をまとめた。 2.総合報告書の作成 本調査研究と密接に展開された統計数理研究所の機関研究「日本人の国民性調査及び国際比較調査」における関連調査データと総合し、比較表などをまとめた。これまでに、調査ごとに発刊してきた第一次調査報告書を、総合的にまとめる報告書を作成した。報告書は、国内外の関連機関や研究者に配布した。 3.データ公開 これまでも、調査ごとに、ホームページ上で調査結果や集計表などを公開してきたが、それらを総合的に整備した。特に、過去の報告書などの誤謬にも配慮し、明示した。 今後は、個票レベルの調査データは、個人情報の保護などの法的、倫理的観点から慎重な取り扱いながらも、適切な情報公開システムの中で、一般公開して、官民学等の有効な活用に供する準備を進める検討を進める。これについては、国立情報学研究所や一般社団法人社会調査協会等の関連機関とも、連携し、本調査研究のみならず、一般に日本の社会調査データの公開システムの促進に向けての検討に結びつける努力を推進させる。
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Research Products
(51 results)
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[Journal Article]2009
Author(s)
山岡和枝・吉野諒三編
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Journal Title
医療と文化の連関に関する統計科学的研究-生命観の国際比較 2007年ドイツCATI調査(統計数理研究所)
Pages: 1-140
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