2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18300068
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
栗山 繁 Toyohashi University of Technology, 工学部, 教授 (20264939)
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Keywords | コンテンツ・アーカイブ / デジタルヒューマンモデル / 動作データ検索 / 分類規則導出 / タイムライン編集 / 動作特徴の学習 |
Research Abstract |
人体の動作データを探索する手法として、集団学習法の一種であるランダムフォレスト法を動作カテゴリの識別機構に導入し、既存の手法を上回る識別精度(F値)を達成した。また、既存の手法では困難であった、動作データ同士の高速な類似度判定に基づく検索結果のランキング機構を導入した。この機構により、動作に関する大規模なヒューマンデータを効率的に検索するシステムが構築可能となり、類似のデータを対話的に取得する事によって、動作データ間の補間手法や合成手法を用いたデータ再利用が可能となる。 本成果はデジタルコンテンツシンポジウムと情報処理学会・グラフィクスとCAD研究会で口頭発表し、後者の発表に関しては優秀発表賞を授与された。さらに、最終的な成果をまとめたものを電子情報通信学会の論文誌に投稿する予定である。 また、昨年度に実施した動作規則の帰納推論に基づくデータ検索手法を国際会議で口頭発表し、その成果をまとめたものが電子情報通信学会の英文誌に採録された。この成果によって、規則の編集に基づく動作データの柔軟な検索が実現される。さらに、姿勢の時系列情報の可視化に基づく伝播的な動作の編集インタフェースの研究成果を、世界的に著名な国際会議であるSymposium on Computer Animationで口頭発表した。この成果によって、動作のタイミングや手足の位置の編集が、グララィカルな直接操作によって直観的かつ冗長性が無く実行できるので、データの再利用性が高める事ができた。
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Research Products
(6 results)