2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18300094
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
狩野 裕 Osaka University, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (20201436)
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Keywords | ICA / シンプソンのパラドックス / 超高次元データ解析 / 傾向スコア / 無視不可能な欠測 / 構造方程式モデリング / 分割表データ |
Research Abstract |
1.国内研究集会の開催 ・平成20年9月に大阪大学において多変量解析に関する研究集会「多変量解析における最近の話題」を開催した.講演件数は16件であった.研究代表者は大学院生と共著で無視不可能な欠測を含む離散データにもとづく因果推論について講演した. 2.国際研究集会の編成 ・平成20年6月にトルコ共和国のカイセリで開催された国際研究集会HDM2008において招待講演セッション「High Dimensional Multivariate Models and Related Topics」を編成し,高次元データにもとづく統計的因果推論について議論した.なお,研究代表者はICAにもとづく因果推論について最新の研究結果を発表した. ・平成20年12月に横浜で開催された国際学会IASC2008において,4名の国際的に著名な研究者を招へいし,統計的因果推論に関連する基調講演をしていただいた.研究代表者は構造方程式モデリングにおける結果指標と原因指標に関する最新の研究結果を発表した. 3.定例研究集会の開催 2ヶ月に一回程度開催する定例研究会(データ科学特別セミナー)では,以下の方々にご講演いただき,広い意味で統計科学による因果関係への接近法について議論した. 杉山将(東京工業大学),林賢一(大阪大学D2),谷崎久志(神戸大学),鈴木譲(大阪大学),加藤剛(防衛大学校),前園宜彦(九州大学),西井龍映(九州大学),青木敏(鹿児島大学),高井啓二(大阪大学D3),二宮嘉行(九州大学),室井芳史(大阪大学),鷲尾隆(大阪大学),猪口明博(大阪大学)[敬称略]
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Research Products
(6 results)