2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18320016
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Research Institution | The Toyo Bunko |
Principal Investigator |
原 實 (財)東洋文庫, 研究部, 研究員 (40011283)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 清孝 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (40140355)
今西 順吉 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (70000594)
ユベール デュルト 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (20288070)
落合 俊典 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (10123431)
岡田 真美子 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (40185450)
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Keywords | 樹木 / 擬人法 / 生命観 / 不殺生 / 慈悲 |
Research Abstract |
平成18年4月、日本学術振興会の内示を得、同年7月研究補助金の交付を受けて、本研究は財団法人東洋文庫に事務局を置いて正式に発足した。折から、研究代表者は英国のエジンバラで開催された第13回国際サンスクリット学会に参加して、本邦においてこの研究が開始されることを宣言し、関係者の理解と協力を要請する機会を持った。 平成18年10月24日、本郷学士会館分館において最初の開合を持ち、研究代表者は彼のこれまでの研究を報告して本研究の趣旨を明らかにし、その線に沿って各々の研究分担者がどのような形で参加し得るかを検討し確認した。 次いで平成19年1月16日、同じ会場において、研究分担者で日本仏教を専攻する末木文美士は10世紀の天台の学僧・五大院安然の草木成仏説の系譜を明らかにした論稿を報告して、その後討論に入った。次回は4月3日、岡田真美子が発表する予定である。 海外からは偶々別のプロジェクトで来日中であったハンブルグ大学のL.Schmithausenとエジンバラ大学のJ.L.Brockington両人を東京大学及び東洋文庫に招いて講演及び討論の機会を持った。 尚、上記二回の討論会でこの問題に関心を寄せている松村淳子(神戸国際大学)、北田信(ドイツ・ハレ大学)両名を新たに研究分担者と研究協力者に加えることを決定した。
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Research Products
(16 results)
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[Journal Article] "Weapons of Virtue"2007
Author(s)
HARA, Minoru (原 實)
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Journal Title
Expanding and Merging Horizons-Contributions to South Asian and Cross-Cultural Studies in Commemoration of Wilhelm Halbfass-, ed. by Karin Preisendanz
Pages: 613-627
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