2008 Fiscal Year Annual Research Report
コンテンポラリーダンスの美学的分析とその社会的基盤
Project/Area Number |
18320034
|
Research Institution | Gakushuin Women's College |
Principal Investigator |
尼ケ崎 彬 Gakushuin Women's College, 国際文化交流学部, 教授 (70143344)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
副島 博彦 立教大学, 文学部, 教授 (30154694)
貫 成人 専修大学, 文学部, 教授 (80208272)
石渕 聡 大東文化大学, 文学部, 講師 (80308155)
荒谷 大輔 江戸川大学, 社会学部, 講師 (40406749)
島津 京 東京藝術大学, 美術館, 助手 (80401496)
|
Keywords | ダンス / 芸術 / 現代舞踊 / 美学 / アートマネジメント / 文化マネジメント / 文化政策 / 身体 |
Research Abstract |
コンテンポラリー・ダンスの社会的基盤の基礎調査として、本年度は内外の関係者へのインタビューを継続すると共に、海外研究者とのシンポジウム、国内研究者による講演会を開催、また昨年度まで入力したコンテンポラリーダンス公演データベースの整理分析を行い、かつ最終的な研究報告書を完成させた。 本年度のインタビュー対象は陸完順(梨花女子大学名誉教授、韓国現代舞踊協会会長))、イザベル・ローニー(パリ第八大学ダンス学科長)、アニー・ボジニ(トゥールーズ/ミディピレネー振付発展センター、ディレクター),勝呂栄(トヨタ自動車株式会社社会貢献推進部社会貢献推進室社会貢献グループ長)、高樹光一郎(ハイウッド代表取締役)、菊丸喜美子(CAN代表取締役)、三上さおり(世田谷パブリックシアター制作)、佐藤まいみ(埼玉県芸術文化振興財団プロデューサー)である。 国際シンポジウムは韓国の陸館順氏、フランスのイザベル・ローニー氏を招いてそれぞれの国におけるコンテンポラリーダンスおよびダンサーの育成支援状況についての報告と議論であり、講演会は乗越たかお氏によるイスラエルのコンテンポラリーダンス状況報告であった。また他に、昨年度予定事業の今年度への繰越事業として、アニー・ボジニ氏を招いてシンポジウムを行った。 データベースは、前年までに入力された2万余件をエクセルにて整理し、分析した。 共同研究の成果は研究報告書の形で公刊されたが、さらにその一部を海外に向けて公開するため、ウェブサイト(http://www.cdr-net.com/)用に原稿を作成し、英訳した。このほかにも研究分担者がそれぞれのテーマの研究を進め、その成果は裏面に記された文字形式の研究発表だけでなく、さまざまな講演、シンポジウム等で口頭発表されている。
|
Research Products
(12 results)