2008 Fiscal Year Final Research Report
Application of Differential Item Functioning in Japanese Language Test
Project/Area Number |
18320081
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese language education
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
SAEGUSA Reiko Hitotsubashi University, 大学院・法学研究科, 教授 (60215580)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
NOGUCHI Hiroyuki 名古屋大学, 教育科学発達研究科, 教授 (60114815)
ITO Sukero 東京外国語大学, 日本語教育センター, 教授 (50242227)
SAKAI Takako 筑波大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (40215588)
SHIMADA Megumi 東京学芸大学, 留学生センター, 准教授 (50302906)
INOUE Toshiya 東京家政大学, 教養部, 准教授 (90232537)
SON En 国立情報学研究所, 情報社会相関研究系, 准教授 (00249939)
ASAMI Kaori 東京医科歯科大学, 学内共同利用施設等, 非常勤講師 (80422492)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | DIF統計量 / 日本語テスト / テストの公正性 / 差異項目係数 / 項目バイアス |
Research Abstract |
本研究は日本語能力を測定する試験において、はじめて本格的に中国語母語話者グループと韓国語母語話者グループを取り上げて、テストで測ろうとしている能力において、同等の水準にあるにもかかわらず、属する集団等の要因によって項目に対する正答確率に差が見られるかを調べるDIF分析を行った。本研究から、日本語能力を測定する試験において、漢字が関わる項目が大きなDIFを生じさせていることが明らかになった。一方、韓国語母語話者グループは、もともとは漢字を使用していた言語グループだが、現在では、その歴史的性格はデータからはうかがえない。また、本研究では、文化的背景の違いによるDIFが検出された
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Research Products
(6 results)