2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18320102
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
曽根原 理 Tohoku University, 学術資源研究公開センター, 助教 (30222079)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福原 敏男 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20156805)
佐藤 眞人 北九州市立大学, 文学部, 教授 (40222020)
岸本 覚 鳥取大学, 地域学部, 准教授 (80324995)
山澤 学 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 講師 (60361292)
松本 公一 池坊短期大学, 准教授 (60442258)
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Keywords | 東照宮 / 鳥取東照宮 / 名古屋東照宮 / 天海版 / 談義所 / 東照宮祭礼 / 山王神道 / 西山流密教 |
Research Abstract |
平成19年度は、昨年度の活動をふまえ、研究会と史料調査などを実施した。 研究会として、19年5月25日に東京で、岸本覚「鳥取東照宮関係史料について」、山澤学「日光東照宮祭礼と日光修験」の二本の報告について議論した。次に同年10月12日に京都で、佐藤眞人「山王神道説の形成をめぐって」、松本公一「台密西山流について」の二本の報告について議論した。あわせて史料調査や、21年度の海外研究集会についての打ち合わせも行った。 史料調査としては、7月24〜26日に鳥取の東照宮別当寺院および鳥取市歴史博物館において調査と写真撮影を行った。また19年8月19〜22日と12月3日に米原市、同年9月12〜13日に名古屋近郊の談義所寺院での調査活動を実施した。 その他、談義所史料の担当者とは19年5月4日と20年3月25日に研究打ち合わせ、19年10月13日に輪読会を、京都で行った。また、21年度の海外研究集会に関する打ち合わせを、19年11月30日と20年3月24日に、受け入れ校の教員を招き東京で行った。 成果報告の活動として、研究代表者は19年10月20日の仏教史学会第58回学術大会(京都)、同年11月28日には仏教研究者などの研究集会である「2010年の会」(名古屋)において報告を行った。また研究代表者に研究分担者3名を加え、同年10月21日の日本思想史学会2007年度大会においてパネルセッション「天台宗談義所における知の形成-柏原談義所を中心に-」を実施した。 以上は研究代表者が関与した活動であり、その他研究分担者も独自に各地で活動を行った。こうした活動を通じ全国の関係史料が調査され、その分析を含む研究成果が生れ始めている。
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Research Products
(4 results)