Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米山 裕 立命館大学, 文学部, 教授 (10240384)
今西 一 小樽商科大学, 商学部, 教授 (20133621)
麓 慎一 新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (30261259)
石原 俊 千葉大学, 社会文化科学研究科, 助手 (00419251)
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Research Abstract |
本研究のメンバーを中心にした研究会,シンポジウム,調査施行,等は以下の通りである。 (1)今年度第一回研究会,6月30日(金)16:30-19:00衣笠キャンパス創思館407号室,報告:加藤政洋(立命館大学文学部教授)「都市と郊外のあいだ-インナーリング再訪」,他。 (2)第2回,12月15日(金)末川記念会館第3会議室.「植民地化の移動をめぐって」(「日本人の国際移動研究会」と共催).報告:麓慎一(新潟大学)「明治政府とクリルアイヌの強制移住」,朴美貞(立命館大学)「植民地都市京城の空間形成と消費文化-朝鮮博覧会(1929)を中心に」,轟博志(立命館アジア太平洋大学)「大分県における植民地下朝鮮への農業移民について」 (3)韓国(ソウル)漢陽大学「比較史・比較文化研究所」におけるシンポジウム「グローバル化と植民地主義」(9月20日)への参加,シンポジウムは西川長夫の「<新>植民地主義」の概念を中心に行われ,韓国からは林志弦,尹相仁,尹東海の3氏,日本側は西川の他今西一,高橋秀寿が報告し討論が行われた。このシンポジウムは韓国では注目され,東亜日報(9.20),朝鮮日報(9.23),韓国日報(9.12)など主要変容にかんする調査が行われ,上記3名の他に院生6名が参加した。研究交流は継続され,次回は2007年10月中旬に立命館大学でシンポジウムが予定されている。 (4)立命館大学国際言語文化研究所主催,連続講座第17シリーズ「グローバリゼーションと植民地主義」が本研究会のメンバーを中心に企画,実行された。テーマと日時は以下の通り,Iいまなぜ植民地主義が問われるか」(11.3),II国内植民地主義をめぐって(11.10)IIIグローバルシティの問題-上海,東京,大阪(11.18).IV反植民地-反グローバル化運動.V戦後と植民地後(12.1).毎回の参加者は50〜80名.この講座の報告とコメントは「立命館言語文化研究」に搭載された後,単行本として刊行される.
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