2007 Fiscal Year Annual Research Report
第一言語としての日本語発達指標の開発と言語発達障害への適用
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18330141
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Research Institution | Aichi Shukutoku University |
Principal Investigator |
宮田 Susanne Aichi Shukutoku University, 医療福祉学部, 教授 (40239413)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 恵子 東京未来大学, こども心理学部, 准教授 (80326991)
大伴 潔 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30213789)
白井 英俊 中京大学, 情報理工学部, 教授 (10134462)
杉浦 正利 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (80216308)
平川 眞規子 東京国際大学, 国際関係学部, 教授 (60275807)
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Keywords | 日本語獲得 / 言語障害 / 日本語 / 言語発達指標 / 文法発達 |
Research Abstract |
1.15年度までの科研費研究で提案した発達指標(DSSJ)の最終バージョンに向かって、検査される文法項目を再検討するための発話データを準備した。第一段階として、以前収集した4〜5才台の日本語健常児の縦断データの発話量をを増やし、後半の文法項目の見直しに入った。第二段階として、横断データをもとにそれぞれの文法項目を再確認する。その材料になる18〜19年度で採取した日本語健常児(JL1)及び言語障害児(JL1-S)の横断データは6ヶ月間隔(2才8ヶ月、3才2ヶ月、3才8ヶ月、4才2ヶ月、5才2ヶ月)であり、各年齢グループに15ケースずつあるように収集した。そのためには、子どもの自発的発話を録音し、書き起こし、子どもの発話料が100発話を超えないケースを省き、整備した。発話データにCHILDESのCLANプログラムを利用し、形態素タグを加えた上、基礎情報として発話数と平均発話長(MLU)を計算した。これによって、この新規のJL1横断データにもとづく発達指標(DSSJ)の解析結果と、今まで蓄積された縦断データの結果との整合性の検討の準備が整えた。これらの解析結果をもとに以前に提案したDSSJとすべき項目の見直し、よりよく反映するよう指標の重みづけの最終的な調整の準備が整えた。 2.日本語の獲得過程を包括的に記述するような出版物および報告書の作成を念頭におき、日本語の諸要素の発達研究を行った。また、英語の発達の対照分析を行い、言語の普遍的な発達過程の分析を進めていた。日本語の獲得過程の全体流れを調べる研究は各自で分野別に前年度と同様の担当者で行い続けた。
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Research Products
(16 results)