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2006 Fiscal Year Annual Research Report

降水レーダを用いた次世代土砂災害予警報システムの構築とその応用

Research Project

Project/Area Number 18360239
Research InstitutionSojo University

Principal Investigator

森山 聡之  崇城大学, 工学部, 助教授 (50136537)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 牛山 素行  岩手県立大学, 総合政策学部, 助教授 (80324705)
武蔵 泰雄  熊本大学, 総合情報基盤センター, 助教授 (10271131)
中北 英一  京都大学, 防災研究所, 教授 (70183506)
小川 滋  福岡工業大学, 社会環境学部, 教授 (30037973)
疋田 誠  鹿児島高専, 土木工学科, 教授 (90044619)
Keywords防災情報システム / 防災無線ネット / 降水レーダ / 土石流発生限界降雨 / インターネットラジオ / 土砂災害危険度マップ
Research Abstract

平成18年度に起こった7月豪雨のデータをもとに土砂災害危険度マップを作成しその有効性を検証した。発生限界降雨を求める計算にはアメダスのデータを使用し、実際の土砂災害危険度マップを降水レーダから求めているため、土砂災害の危険度が高い場所で土砂災害が発生しているのは間違いないが、過大評価となって空振りが目立つメッシュも数多く存在した。これは、降水レーダのデータから発生限界降雨を求める必要があることを示している。
パソコンにおいて土砂祭儀危険度マップを表示するシステムとしては、Flashを用いたマツシュアップにより英語版YahooMapsを利用する方法が良さそうであることがわかった。ただし、地図の解像度が低いことから、レーザプロファイラのデータを併用した3Dマップを作成することを次年度への課題とし、現在熊本県と鹿児島県の所有するデータのうち水俣・川内川・垂水付近を収集中である。
インターネットラジオを用いた災害情報システムについては、常時使われていないものは災害時にも使われないことから、常時は気象庁が提供しているXMLによる天気予報をテキスト読み上げプログラ(TTS)で読み上げてインターネットラジオで住民に流すことにし、情報提供業者と交渉中である。TTSのプログラムに関しては市販のものやオープンソースのものを含め現在検討中である。また、インターネットラジオにFM送信機を接続してさらに放送範囲を広げることも次年度に実験する予定である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2007 2006

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 降水レーダから観測した平成18年7月豪雨2007

    • Author(s)
      森山聡之, 他4名
    • Journal Title

      河川災害シンポジウム

  • [Journal Article] 降水レーダを用いたリアルタイム土石流危険度マップ2006

    • Author(s)
      森山聡之, 疋田誠
    • Journal Title

      第3回土砂災害に関するシンポジウム

  • [Journal Article] REAL-TIME DATA ACQUISION AND EVAQUATION TEQUNIUE ON THE DEBRIS FLOW IN MT.SAKURAJIMA VOLCANO, JAPAN2006

    • Author(s)
      疋田誠t, 森山聡之
    • Journal Title

      7th International Conference on Hydroinformatics Vol.4

      Pages: 2423-2430

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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